ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

どうだい大台ハイキング4

2020年09月17日 21時02分58秒 | ウォーキング

正木ヶ原の方に向かいます。

先ほどの分岐点を南下。
まずは正木峠へと向かいます。
道は完全にしっかりした
木道になっており、
それ以外の所には
立ち入ってはいけません。

ミヤコザサの繁る草原を
ゆっくりと登ってゆくのですが、
道端にいろんな案内板が
建てられています。

これがねえ、とても多彩で
いろんなことが書かれています。

最初の頃はこんな風に
「苔むす森を再び」



「トウヒとウラジロモミの違い」



「森の小鳥たち」



「命を育む水」



「歩道の説明」



や「森の動物たち」



なんかも書かれていました。

そしてこの後も「動物のウンチ」



「けもの道」の説明などもあって、



まあいわゆる大人の修学旅行コース
っぽくなっています。

それにしてもこの辺の森は、
立ち枯れた木が多いですねえ。



看板では伊勢湾台風で多くの木が倒れ、
ミヤコザサが林床をおおうようになり、
植物が減ったことや、
大量発生した鹿が木の樹皮を
食べたことなどにより、
こんな状態になっているそうです。



そうかあ、あちこちの木に
針金のネットがまかれて
いたりしたのは
こういうことの防止なんですね。



それによく見ると、
山の中の方に網の塀が
建てられているのも、
鹿よけなんですね。

ここに45年前におとづれた僕にも、
こんなイメージは残っていませんね。
それ以降の出来事なんでしょう。



立て看板には昔はこんな森でした
という写真が掲載されていましたね。



そうそうこんな感じだったから、
大台は暗くてじめじめしたところ
という当時の感想にぴったりですねえ。

道のところどころには、
こんな気持ちいい休憩所もあります。
もうこれで日よけの傘でも
立っていたら、まるで
星のリゾートですねえ。



ここで昼食をとかも考えましたが、
日も当たるしなあ、
それに板張りの床ですから、
何かの拍子で大事なものを
落としてしまったら
大変なことになりますね。

もう少しいい場所を探しましょう。

こんな森の中にはこっそり鹿がいて、
こっちを見ているんでしょうねえ。
写真には取れなかったけど、
一頭だけそんな鹿を見かけました。

それにしても鹿の影響って面白いねえ。
木の枝のつき方が、
下の方がなくなって
変なラインができるそうです。



鹿が食べるんですねえ。
そうそう
むかし、学生の頃に金沢の山に
よく行ってると、テントや避難小屋で
寝ているときに、夜中に近くで
「ピーッ」て轟音が鳴ったり
したことがあります。



え~と言ってたら先輩が
「鹿やで」と教えてくれました。

そんな鹿の鳴き声のことも
案内板が建てられていましたね。

あれはきっと恋の季節の
雄の鳴き声だったんでしょうねえ。

そしてしばらく笹の中の道を



歩いて行くと、あずまやが
見えてきました。



ここが尾鷲辻というところです。
ここで道はそのまま縦走路と
右に折れて中道を歩き
駐車場に至る分岐点です。

あずまやの席に余裕が
ありましたので、
ここでご飯にしましょう。

さっそく湯を沸かします。



みんなには味噌汁をと
言ってあったのですが、
一人はラーメンを持ってきてました。

「普段はあまり食べないけど、
こんなところで食べる
ラーメンのうまいこと」と
よろこんではりましたね。

残りはお味噌汁なんですが、
doironは「なめこ」なんですが
一人はシジミの味噌汁でした。

からが出ますよねえ。

「シジミ食べたら元気が
出るような気がして」と
言ってましたが、
山で殻付きシジミの味噌汁は
後始末に困りますねえ。
ひとつ反省です。

そしてあずまやに入るなり、
突然の雨です。
今日来た一人が絶大なる晴れ女で、
あずまやを出るころには
やんでいるという見事さでした。

続く

 



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