学生時代は4年間金沢で過ごした。
北陸の小京都といわれるところで、
今ほど深く地域と触れることは
なかったがそれでもしっとりと
学生時代を過ごした。
実家とは雷鳥で行き来したなあ。
大阪市内から京都、琵琶湖を通り
北陸の海沿いを走った。
そして北陸の山々は虹が
よく出ていたのを覚えている。
そんな実家と下宿の行き来の旅の中で
必ず通るのが福井だった。
まあ、名所といえば東尋坊くらいで、
食べ物は雷鳥の中で売られる
小鯛の笹付けなんかが中心だったなあ。
ところが、学校を卒業し、
doironの一番長い仕事を
始めたころぐらいから、
その福井が強烈なイメージを
放ち始めた。
昭和57年にワニ類の化石が
発掘されたことを契機に、
その後の福井の特徴となる
化石が昭和63年から
発掘され始めた。
恐竜である。
その後勝山市の発掘現場では、
次々と化石が発掘され、
フクイラプトルやフクイサウルス
などの新属新種が6種類も見つかっている。
そんな発掘の状況などを伝えようと、
2000年に福井が県立で
勝山に建てたのが恐竜博物館だ。
前置きが長くなりましたが、
今回はこの博物館に
行った時の話です。
例によってコロナの影響で
閉鎖しているかと
ネットで調べてみると、
開けているようだ。
ただし、密にならないようにと
人数を決めて予約制と
なっているみたいだ。
早速行こうと思っている日の
一週間前に予約を取ってみると、
ガラガラである。
これはいいのじゃないかと確信し、
車で向かったのでありました。
恐竜のことはほとんど詳しくない。
ブラタモリでこの辺当たりの
放送を見たことと、
恐竜学者の本をジムで
自転車こぎながら
斜め読みしたくらいだ。
まあ行ってみれば
またいろんなことを
学ぶだろうと向かって
行ったのでありました。
途中のサービスエリアで
こんな立派なウツクシマツを
みかけたりしたなあ。
それからジムの知り合いの人が
昔福井で働いていたことがあり、
南条のサービスエリアの
おにぎり定食がうまいから
是非と進めてくれていたのだが、
doironの聞き間違いで
南条ではなく杉津のPA
だったみたいでした。
残念。仕方ないので、
南条でソースカツ丼&そばを
いただきましたが、
まあこれもとても美味でしたねえ。
途中のサービスエリアなんかには、
恐竜が服を着たりした人形が
置かれてあったりして、
それとなく恐竜感を盛り上げようと、
そんな趣向を凝らしていましたよ。
福井北ジャンクションから
中部縦貫自動車道にのり、
勝山で高速道路を降りてゆきます。
田んぼだらけの田舎道を走り、
なんか野生の恐竜でも
でてくるんんではないか
と思っていたら、
でたあ!
雪国らしく白い恐竜だあ。
もう外の景色もジュラシックな
感じになっています。
こんなやつもいますよ。
道端のトイレのある休憩所にも
恐竜関係のコーナーが
あったりもします。
遠くに、恐竜博物館の
ドーム型のような屋根が
見えていますねえ。
もうすぐです。
案内に沿って山を登るように上がり、
駐車場に入ってゆくと、
ガラガラですねえ。
バスなんかのとまる駐車場も
ほとんど空っぽです。
ん?今日は休み?
でも予約したしなあとか思いながら、
車をとめるともうすぐに
切符売り場に到着です。
休みではないですね。
泊っている車のナンバーを見てみると、
他府県が多いですねえ。
やっぱり大阪、なにわナンバーも
たくさんありますねえ。
さあでは切符を買いましょう。
こんなところも以前だったら
順番待ちなんでしょうねえ。
今はすぐに窓口です。
県立だから安いですね
1000円はしません。
730円で割引もあったような
気がします。
展示館の入り口のところで、
予約している印を見せて、
さあでは中に入ってゆきましょう。
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