電車の案内をよく聞くと、
しなの鉄道の電車は約9分遅れて
運行しているとのことです。
すると、篠ノ井での乗り換え時間は
もともと12分だったので、
その差3分間の間に改札を出て、
18切符に押印して
もらわないといけません。
う~ん、ぎりぎりですね。
もし乗り遅れたりすると、
各停時間の便が時間的に離れているので
帰宅がかなり遅くなります。
その場合は、まずは特急しなので
明科まで追いかけていって、
そこで18切符に乗り換える
必要があります。
各停を追い越して行くのです。
しなの鉄道の遅れには
doiron家に大金が課せられる
ことになるわけです。
予定通り、9分遅れて
上田を電車は出発します。
頑張れ~。
田舎道をすっ飛ばせ、
とか言いながら学生さんたちも
多く乗っている電車で
つり革を握りしめながらあせる
doironだったのです。
篠ノ井のホームからの階段は
昨日のことを思い出せば
前の方だったので、
先頭車両に乗ります。
2両でしたけど。
雪の積もった田園地帯を、
30分ほど走って篠ノ井に到着です。
さすがに遅れは少し取り戻して
4分ほどあります。
頑張って階段を上って
改札口でここまでの切符を出し、
ここからこれなのでと
18切符を出すと、ちゃんと
ハンコを2つ押してくれました。
あ~よかった。
そのままJRのホームにおりて、
すこし待つと篠ノ井線の
各駅停車がやってきました。
ああ、余裕で座れますね。
左側の町の景色がよく見える方に座り、
さあではここから松本まで
1時間すこしの旅を
始めていきましょう。
この電車は、あの姨捨の山の中を
走る電車ですね。
ちなみにこの区間は全部電化されています。
しばらく田園の中を走っていくと、
道はどんどん山の中に入っていきます。
雪がだんだん深くなっていきますね。
そして姨捨にかかるころには、
朝もやというか雲海というか、
遠くの景色の下の方が
霧の中に入り、
遠くの山が上に見えているような
感じになってきます。
そして駅もこんな感じになってきます。
社内の放送では、
駅の屋根のある区間は大丈夫ですが、
雪の積もっているところは
初歩きとなることが多く、
滑りやすいので気を付けてください
のようなことを言ってます。
この駅から見える日本3大車窓も
こんな感じになっていますよ。
ああ車での旅だったら
なかなか見られない景色ですねえ。
スイッチバックで電車が止まったり
するのもなんか幻想的ですしね。
もうこんな景色は、
雪国の映画を見てるような感じですね。
「こんな景色の中でも、
doironは生きていた」なあんて
言葉が聞こえてきそうです。
電車はこんな駅をこえたくらいから
徐々に山から下りてゆきます。
車で来てたら大変でした。
そして松本が近づくにつれ、
雪はかなり少なくなりました。
そして約一時間後に松本着です。
次の電車はというと
約1時間後の10時30分に
出発ですから、余裕があります。
せっかくですから改札から出てみましょう。
ああ、この駅のあたりは
その年の正月に息子が足の手術を
したときに病院に付き添ったり
したところなので、
ちょっと詳しくなっています。
ウロウロと歩きながら、
おいしいよといわれていた
蕎麦屋さんで、少ない朝飯を補うように、
おそばをいただき、
そして駅前商店街をさらに
歩いて見学です。
18切符はこういう自由なところも
あっていいですね。
都市近郊区間の最短距離電車だと
途中下車できないので
こういうことはできません。
何となく山から下りてきた人が
立ち入りそうな名前の
お店が多かったというのが印象です。
それでは駅に戻りましょう。
乗る電車のホームに行きますと、
すこし待っている乗客もいますねえ。
でもまあここ初の電車ですから、
間違いなく座れるでしょうけどね。
続く
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