ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

最寄りの阪和線1

2021年02月22日 21時06分34秒 | 生活

doironの最寄り駅はというと二つある。

ひとつは南海本線の松ノ浜駅。

そしてもう一つはJR阪和線の
信太山駅である。

いずれの駅にも距離は大体1キロくらいで、
歩いて15分くらいというのが
我が家の売りです。
売ってないけどね。

南海本線は、子どもの頃はおふくろに連れられて
百貨店の高島屋なんかに
行くのによく使いましたね。
そこで生まれて初めて乗った
エレベーターは感激ものでした。

また小学校の友達で、
お父さんが南海電車の運転手
という子がいたので、子どもの頃は
その子に連れられて、
南海ホークスのファンクラブに入っていました。
大阪球場へ応援に行ったこともあったなあ。

そして高校も、この南海電車沿いだったので、
3年間よく利用しました。
でも子どもの時の思い出は、
やはりJR阪和線のことの方が多いです。
近所の神社の木の上の高い所に作った
秘密の椅子から電車の乗り降りが見えていた。
今よりずっと住宅の少なかった頃です。
子どもの頃というのは恐ろしく目が良くて、
ああ今電車を降りた人は
うちの村の何とかさんやあ
とか言ったりしていたなあ。
今じゃ考えられない楽しい思い出やったなあ。

そして今はそんな仲間と
ビールを飲みながら麻雀してたりするから、
人生はおもしろいもんだ。

doironの親父は和泉府中で働いていたので、
急な雨降りの時には傘を持って
駅まで迎えに行ったりしたなあ。

信太山駅は、むかし駅前に小さな池が
あって少し不気味だったけど、
その池にそそぐ川の上にあった焼肉屋さんからは、
とてつもなくいい匂いが
流れていたのを思い出す。

そして自分が大人になって、
仕事に行くようになってからは、
たいがいは車で通っていたのだが、
飲み会の時は電車でこの信太山駅を
使って通勤していたのだ。
だから今は南海電車とJRの駅の
どちらが馴染みの駅かというと、
やはりこちらのJR阪和線の方になるだろう。

まあやはりあちこち行く時は
この駅を使うことも多い。
近郊区間の割引を使って
クルリンと回ったり、
18切符で遠くは長野の上田まで
行ったこともある。
なので旅情を掻き立てる駅で
あったりもするわけだ。

まあ生きてきてまもなく65年。
その間生活に密着していた駅だから、
いろんな思い出の出発点であり
帰着点でもあったりするわけだけれど、
じゃあそれ以前のこの線の歴史を
知っているかというと、
残念ながらほとんど知らないわけである。

かろうじて覚えているのは、
高校の時に先生が
「阪和線は外国人の設計だから直線が多いんだよ」
って言ってたのを覚えているくらいかな。

それ以上のこの線路の歴史となると
もうほとんどわからない状態だ。

自分の最寄りの駅の線路の歴史かあ。

もう少し知っていた方がいいよなあ
と思い始めた最近、
あの我が家の近くにある府立の博物館で、
この阪和線の歴史について
展示をするという話を聞いたのだ。



あの直線が多い理由のほかにも
いろんな歴史があるんやろなあ。
なにせ開業90周年となる事業の案内である。
これはやはり見に行かなくてはなあ
と大変興味を持ったので、
先日その展示会を見学しに行ったのだ。

入場券は、あまり大きな声では言えないが
市の関連施設で無料券を
配っていたことがあったので、
そこに行ってみると、
「ああ、doironさん。今は配布していないけど、
置いてあるからあげるよ」と言って
もらうことができました。

市の広報で取材をしているという顔が
少し役に立ちましたね。
その入場券を持って
博物館に出かけて行くことにしました。

続く

 



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