清明、穀雨も過ぎて、
いつの間にか早春とは
もはや言いがたい季節になった。
ほとんどの低山から残雪も消え
大阪では桜の季節も終わってしまった。
別れと出会いの交錯する
年度の変わり目はとっくに過ぎ
新しい生活の中で
人々の日々が動き始めている。
doironもこの春から
さまざまなものが新しくなった。
身近なところでは、携帯や車。
でも、もっと大きく変わったのが
仕事で、次に
老親の暮らしだ。
ということはつまり、
ほとんどが変わったということだ。
新しい暮らしの中で
酸欠の金魚のように
アップアップしながら
日々を送っている。
そんな暮らしはとても疲れるものではあるけれど
かの地で復興を目指して
頑張っている人たちの比ではないだろう。
金魚のアップアップどころか
わずかに残った水たまりで
身をくねらせながら
必死で生きている人たちのことを思うと
胸がキリキリ痛む。
そんなかの地に
ようやく桜が咲き始めたという
ニュースが流れている。
桜の下に集い、
ひとときの笑顔をとりもどしている
彼らのそんな姿は、大阪に桜が
咲き始めた頃から
待ち焦がれていた光景だ。
今は、大阪で早春も過ぎた頃だが
東北はこれからだ。
季節を楽しむ余裕を持てというのは
酷だが、
せめて自然の采配を
これからの力こぶに
してほしいなあと思っている。
最新の画像[もっと見る]
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます