ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

2013祭前日

2013年10月11日 23時00分55秒 | 生活

最近の会話から・・・

飲み会しようよ
「祭りが済んだらな・・・」

年に数回の散髪も
「祭り前やから行くわ・・・」

植木に水やって
「祭りが済んだらな・・・」

親父の定期検診も
「祭りが済んでからでええやろ。元気やし・・・」

山登りに連れてって
「祭りが済んだらね」

いつ、熊野街道あるくの?
「祭りが済んでから・・」

何でヒゲ剃れへんの?
「祭りやからね」

祭やから小遣い頂戴
「あかん」

腹減った。ごはんまだ?
「祭りが済んでからね」

とまあ、若干フィクションはありますが
生活のほとんどがすべて祭優先。
祭を言い訳にすれば
たいてい許される・・・と思うのですが

ま、便利な時もあれば
不便な時もございます。

また祭に携わる若者の中には
祭に仕事を休めなければ仕事を辞める
という者までいるのだから恐れ入る。

そんな人間を馬鹿だという人もいるが
ま、それは人それぞれだ。

いよいよ2日間の祭りが明日から始まる。
で、今夜は恒例の祭りの前夜祭であった。

心地よい緊張感を秘めながらも
料理を奪い合ったり
酒を注ぎあったり、けなしあったり、ほめあったりと
男の祭りはとっても無邪気だ。
学生のクラブ活動みたいな感じね。
楽しむときには全力で楽しもうという
人間味あふれる、器の大きい連中ばかりだから
うわべだけじゃない
本当の信頼関係はこうして築かれるんだよな。

doironも心からワイワイと騒いできた。

天気予報によると
明日からは、さわやかな秋晴れが続くらしい。
素晴らしい天気の下
人生最初で最後の総括責任者を
ぜひとも無事故で務め上げるぞと
改めて誓ったdoironなのでした。


タブレットをかじった

2013年10月10日 21時55分58秒 | 仕事

え~、タブレットと申しましても
薬とかじゃありません。
「タブレット」にはいくつか意味があって
1.「錠剤」のほかにも
2.「額縁」などの意味もあります。

doiron世代のランナーには
タブレットといえば、「デキタブ」
つまりデキストリンタブレットを
思い浮かべますね。
フルマラソン終盤のためや
初めてのウルトラマラソンのときには
必ずランパンのポケットに
忍ばせていたものです。

で、最近はというと
「タブレットパソコン」の意味に使うことがほとんどです。

「昨日タブレットをかじってねえ」
というと
デキタブを口に入れたんではなく
パソコンを勉強したという意味となるわけです。

はい。タブレットの意味はそれくらいにして

昨日より職場でタブレットパソコンが
導入されることになりました。
doironがiPadでプレゼンとかを
するものだから
仕事に有用だろうということになり
まず2台が導入されたのです。
職場内では無線ランに接続できるのですが
外回りの時なんかも
有効に使えるようにするため
これも新たに導入したイーモバイルで
接続をすることになりました。

うちらくらいの規模の職場となると
事務機の会社からの提案とかじゃなく
新聞のチラシを見て
あーだ、こーだと言いながら
システムを構築していくところから始まるのです。

庶民的でしょ。

結局、パソコンを買う際に同時に
イーモバイルとあわせて契約をすると
タブレットパソコンは、ここで書けないほどの値段に下がります。
毎月イーモバイルの使用料3880円が
かかってくるわけですから
ま、当然の値引きといえるでしょう。

あるタブレットなんかは
無料でくれるサービスもあるくらいですからね。

今回導入を決めたのは

マイクロソフト社の「サーフェス」というハードとイーモバイルのセット。

近頃は、昔のようにただ単にパソコンを買ってきて
机に置いて電源をつないで、はい完了!
というわけにはいかない。

無線ランの設定や
ネット環境並びに
セキュリティ環境の構築など
初期設定を必ずしないといけない。

このシステムを導入するという話が
出たときから、何となく予感はしていたのですが
各種設定は電気屋さんが
してくれる・・・はずもなく、
予感的中で
結局doironに任されちまいました。

ウヒャー、やってやれんことはないが
メチャ嫌いな作業の分野だ。
とほほと思いながら
介護の事情から
出来るところまでは自宅でやらせていただき
出来ない所を職場ですることに
していただきました。

最近のタブレットには取説がありません。

電源を入れて、画面の指示に
従ってやっていかざるを得ないのですが
これがまた、どこまで必要で
どこからいらないのか
よくわからない。
いや、そもそもOSの操作方法からして
イチから文字通り手探りで
画面を掃いたり、つまんだり、叩いたりしながら
進めていかないといけないんだよね。

加えて、イーモバイルの設定もあるから
煩雑なことこの上ない。

なかなか一筋縄ではいかないので
「もっと早く動けよ、オラオラ」
とか「何度も同じことを聞くなよ、ワレ」とか
「なんでわけのわからん用語が出てくるねん、ヨー」
などとイライラしながら
丸一日かけて何とか最低限の
使用はできるようにはなりました。

しかし、せっかくのタブレットなので
もっと便利に使えるようにしてあげたい
と思うのですが、今のところは
そこまでで勘弁していただきました。

だって歳を取るとね
忍耐力も下がってきますねん。

それにくわえて
一日画面に向かっていると
ヒジョーに目が疲れます。
昨日の職場帰りの夕方などは
前から歩いてくる人の顔が
判別できないくらいにまで
視力が落ち込みました。

今は少し時間が経てば
回復もしますが
これから歳を重ねていくと
そういうわけにはいかんのでしょうねえ。
目の疲れが一気に解消する薬
なんてないでしょうかね。

タブレット使ったら
タブレットを飲もう

なんてね。


秋のお絵描き

2013年10月09日 21時20分30秒 | お絵かき

ヒガンバナの季節もすっかり終わってしまった。

昨年から、この花の絵を描きたい
と思っていたけど、
昨年の今頃は絵筆を持つようになったばかりだったので、
どうにも描くことができなかった。

花が複雑なので下書きさえできなかった。
しかし、今年は少しは経験を重ね
技術も向上したこともあって
しっかりじっくり観察し、
ようやく何とか下書きができるようになった。

石の上にも2年目に突入である。

このヒガンバナというと
いくつか思い出の地がある。

ひとつはススキを見に、
生石高原に行った時だ。
帰りの道を間違えて
なんとか人里に出たと思ったら、
村はずれの停留所から出る
バスの待ち時間が2時間くらいあったことがある。

これは待っているのも退屈だし、
路線図を見ると
歩いて辿れそうな道だったので
とりあえず次の停留所を目指して歩くことにした。

その時歩いていて見つけたのが、
景色の一角を真っ赤に彩る
ヒガンバナの大群落だった。

斜面には群生し、
あぜ道にそって敷かれたレッドカーペットは
圧巻だったのが今も記憶に
鮮やかに残っている。

また季節は当然いつも同じ頃になるけど、
曽爾高原に行った時に見たヒガンバナも、
その時の思い出とともに
忘れられない花のひとつだ。

そんなことを思い出しながら、
下書きに彩色を施して絵を描いた。

添える言葉も3日間くらい
自分の中で発酵して
湧いてくるのを待ち、
ようやく完成したのがこれ。



もうお分かりでしょう。
”ヒガンバナ”と”悲願の花”をかけている。

昨年も作ったが、今年も作る予定のカレンダーの
図案のひとつとして、数多く作った作品の中から選ぶ
12作品のひとつに採用することにした。


そしてもう一つ描いたのがどんぐりだ。
かねてからいろんな人に言っているが、
doironの前世は
このどんぐりを食べるリスのような小動物か
いもむしのような昆虫だったと思っている。

というのも、なぜかどんぐりを見た時に、
今まで一度も食べたことなんてないくせに、
不思議なことに記憶の中から
どんぐりの味が湧き上がってくるのだ。

昨秋もどんぐりを描いたことは描いたのだが、
腕の未熟さから葉っぱがうまく描けなかったことと、
思いついた言葉も気にいってないので、
今年も描くことにした。

昨年は、落ちて茶色になっているどんぐりを描いたが、
今年は実ったばかりで
枝についているのを
葉っぱと共に描くことにした。

おかげで緑の使い分けに苦労した作品となった。

公園で、遠足でお絵かきに来ていた子供たちに交じって
軽くスケッチをし、
それでもうまく描けなかったので、
ひと枝いただいてきて
じっくりと描いてみることにした。

もちろんモデルとなったひと枝は、
しばらくの間doiron家の玄関の花瓶で実っていたけどね。

で、次は言葉だ。

絵を描いてみて、
しばらく眺めていると
「どんぐりの背比べ」という言葉が浮かんできた。

比べる、という部分に引っかかって
たどり着いた言葉も入れて完成したのが、これ。



これも字のバランスが悪かったのだけど、
まあまあ気に入った作品のひとつになった。

そしてこれが、先日収穫した
アケビの絵




絵を描き始めて1年と数か月になる。
少しずつテクニックも覚えて、
描ける作品の幅が広がってきたのがうれしい。

これまで描きたくても描けなかった画材も
たくさんあるので、
これからも少しずつ腕を磨いて、
描ける題材の幅を
もっと広げていけるよう、
挑戦していけたらな
と思っている今日この頃なのだ。


ぶらり、本チャリ1

2013年10月08日 20時57分33秒 | スポーツ全般

え~、山方面にチャリンコで行くときは、
さすがにオジチャリではきついものがあるので、
ここはひとつ眠っているトライアスロンバイクを引っ張り出して、
秋の画材を探しに槇尾山に行くことにした。

ラン友が11月に走って行くというので、
その下見も兼ねての本チャリ出動だ。
バイクはここんところ、
ジムのバイクも含めて
毎月500キロは乗っているので、
案外踏み込める。

和泉中央を抜け、外環も横切って
いつもの道をガッシガッシ行くと・・・
ん?なにやら新しい道ができている。
工事をしているのは知っていたが、
開通しているとは知らなかった。

この道は建設が止まっているのか進んでいるのか知らない
ダムの完成に備えて作られている道だろう。
気持ちのいい舗装路をスイーっと進むと、
旧槇尾参詣道の途中に合流した。
これだと、バスとの擦れ違いで
時に渋滞した村なかの道を通らずに済む。

施福寺へ向けてまたまたガシガシ登っていく道は、
すっかり秋の風情。

道端のキンミズヒキやススキが風に揺れている。



おっと、むかごも今が大量の時期だ。
こんなこともあろうかと、
背中に背負ったリュックに詰めてきたビニール袋を取り出し、
バイクを止めてしっかり収穫。

御坊で採ってきたむかごは、
てんぷらにしたので、



矢印がむかごの天ぷら。
その下がアケビの皮の天ぷらで
左の黒い器に入っているのが
アケビの中身。
ワイルドな食事だろ~


今度こそはむかごごはんを炊かなくちゃ
と思いながら、ひとしきり収穫を終え、
さらに登っていくと、
不動谷から登る登山口に到着。

ここから施福寺入り口までは急こう配だ。

ハンドルをひきつけ、
お腹を出し気味にして
そのお腹に下から太ももを
押しつけるようにして
漕ぐべし!漕ぐべし!

明日のためのその1ですね。

さすがにふうふうといいながら汗まみれで到着し、
こんな看板に「リアルすぎるぜ」と突っ込みつつ、



寺まで上がるのもバイクを置いていけないので
入り口近くにある滝を見に行った。

ここの滝はかなり立派で、
滝壺では滝に打たれる修行もできるようになっている。

いつかは打たれてみたいような気がするぞ。

日本の滝百選(またしても百選!)
には残念ながら選ばれてはいないが
(大阪府では「箕面の滝」だけ)、
なかなか立派な落差のある滝である。



しばし、祈りを捧げて、
ズラが取れてもいけないので
やっぱり浴びませんでした。

汗も乾いたところで下山に向かうことにした。

途中、ぎんなんがたくさん落ちていたので、
それもまた背中に入れて帰ったのだが・・・

く、くさかった。

あれは介護の香りに似ているぞ。

リュックににおいが染みつかないように
せっせと下り、帰りはあっという間に帰宅した。

何のかんのと言いながら、
画材というより食糧を調達してきたわけだ。
ぎんなんも今は我が家の庭で
食糧化を待っている。



それにしても、この時期バイクは気持ちがいいね。

年をとってもこうして遊べるのも、
若い時の経験があるからだと
最近しみじみと思っている。

今週は、祭り本番前だけど
かなり大きな仕事が入っている。

VIPを訪問取材したので、
それを記事にする仕事だ。

「しっかり遊んで、しっかり仕事」

お、これは絵の言葉になりそうだ。


こんな仕事もしています

2013年10月07日 21時49分31秒 | 仕事

今夜は、仕事の関係で
某市の市長の自宅にお邪魔してきた。

昨日の好天下での試験曳のせいで
おでこにくっきり鉢巻の日焼け跡が
ついているのが気になったが
まさか前髪で隠すわけにもいかないので
まあ、それも話題になればいいかと
開き直って訪問することにした。

市の場合、来年度の予算編成が
そろそろ始まる頃である。
そのため、仕事関連の次年度予算関連の陳情と
詳しくは書けないが
これからの仕事に関しての
各種依頼に伺ったのだ。

以前の仕事柄もあって、
何かと政治家に会う機会は
ここんとこ結構ある。
いろんな人を見てきたが
どなたも肩ひじ張らない
自然体の人たちである。
ま、いつも構えていちゃ身が持たないから
自然体でいられる人が
市長になられるんでしょうね。

今回の対談にあたって
立場が違えば
いろんな依頼の仕方も変わるのだが
今の立場の方が
正直言って話しやすいなあ、と思っちゃいました。

仕事ついでに、
その市長の人柄もあって
ざっくばらんにいろんなことを
話してくれたのですが
やはり熱いお人でした。
残念ながら、仕事上の事なので
これ以上は書けませんが
長年働いた職場を退職して2年弱。

doironもすっかり民間人になったなあと
話をしてて実感した対談でした。


試験曳本番

2013年10月06日 23時28分36秒 | 生活

10月にしては異常な暑さの中
今年のだんじり祭りの試験曳が行われました。

曳行前から青年団には
「水分をちゃんと取らせよ」と
口酸っぱく言っておいた。
なにせ、普段運動をしていない若者も
この時ばかりは気合を込めて
走るので、加減をよく知らないため
熱中症に陥りやすいのです。

まず、12町コースに出発するため
正午丁度にだんじり小屋を出発をしました。
この時の写真がこれ。



以後の写真は、町内のカメラ班が
いるので、祭りが終われば
回ってくるだろう。
今日のところはミセスがパチリとしたものを
載せておくことにします。

始まって2時間くらいで
案の定、若い子が一人、
熱中症で救急搬送されたほかは
事故もなく、無事に終えることができました。
その子も点滴で速やかに復活した模様です。

祭の間は、完璧に生活が
だんじり中心に回ります。

doironは、もちろん
やり回しの見事さを期待し
そして村の組織の頂点としての
誇りを胸にだんじりに
乗っておりますが、
実は祭りの醍醐味は
だんじり操作の良しあしではなく
人々の集まりの中にあります。

会社とかと違って
集まっている人間の幅が
ハンパなく広いのです。
中にははみ出そうとする人間もいますが
それらを男気で諌めつつ
全体をスムーズに動かしていくことを通じて
地域のつながりは強固になっていきます。
そんな過程を目の当たりにし、
また時に当事者となって
ひとつのことを成し遂げていこうとすることは
絶好の人間磨きの場でもあるのです。

次の土曜日と日曜日がいよいよ本祭りです。
今日のように素晴らしい曳行が
出来ますように祈りつつ
まだ鳴り物の音が耳鳴りのように
響いている余韻に浸りながら
酔っぱらって寝るとしましょう。


試験曳前夜祭

2013年10月05日 22時40分17秒 | 生活

明日のだんじり試験曳に向けて
今夜は前夜祭であった。



知り合いからは
飲みすぎないようにと
メールをいただいたが

無理!

総括責任者としては
自分が所属する団体の他
若頭、青年団と顔をだし
みんなを叱咤激励。
事故のないよういい祭りをしてもらうよう
釘を刺しにも回らないといけない。

そのたんびに生ビールを注がれるため
大変なのだ。
今は結構体にきています。

それにしてもエイも含めて三日連続の
アルコール攻めは
さすがにきつい。
昨日の反省会に続いて
肝臓さんには
負担をかけ続けているんだよな。

こたえますわ~

しかし、これもまあ、地元の人々の
祭にかける熱い想いに
応えるためだ、しかたない。

といいながら、
一番はしゃいでたけどね。

もうしばらくビールは顔も見たくない状態です。

さて、あしたはいよいよその試験曳
天気の方は暑くなりそうですが
みんなには頑張ってもらうほかはない。

「さあ、みんな準備はええか~」

何年続いているかわからないけど
少なくとも150年は続いている
だんじり祭りである。

ふりかって、事故もなく
今年の祭りはいい祭りだったと
思えるように
doironも頑張るほかはあるまいて。


三時間走反省会

2013年10月04日 23時27分35秒 | マラソン

今日は三時間走の反省会でした。

それに先立って、久々にルネに行き
以前よく走った緑道を走った。
ああ、ここは以前Kいっちゃんと競争したところやなあ
とか
確かこの電柱の根元には
自販機用に100円玉をうめたとこやなあ
あるいは
スピード練習で口から心臓が飛び出るくらい
走ったところやなあ
といった具合に、緑道のあちこちに
思い出が散らばっています。
みどりの百選に推薦したいくらいだわ。

久しぶりに走ってから
泉O津駅前の居酒屋で
先日の三時間走の反省会をしました。

集まったのは、三時間走スタッフのうち
ルネサイドのみなさん。



皆さん、とても前向きの意見を
おっしゃっていましたね。

詳細はI原さんから
共催の青馬会に届くでしょう。
よろしくお願いします。

doironは来年のポスターと
しおりと、ケーブルテレビとの交渉を任されました。
ま、一年かけて頑張ってみます。

とにかく、今、走ることに夢中のメンバーを見ていると
走ることが楽しくて仕方なかったことを
思い出させていただいて
今の環境の中で、わずかでも走り続け
そして走る人たちのお手伝いもできたらな
と思った反省会でした。

久々に楽しく酔いました。
みなさん、お疲れ様でした。


みどりの百選 訪問編

2013年10月03日 21時25分22秒 | 最近の出来事

昨日の続き。

先日、だんじりと同じケヤキつながりということで、
大阪みどりの百選のひとつ
「野間の大ケヤキ」を見に行った。

それに先立ち、まず行ったのが、

「能勢くりの郷」。

道の駅にもなっているそこでは、
例年この時期に売られる栗が大人気なんだそうだ。
当日もこんな張り紙がされていた。



なになに?並んでも買えない場合があるとな。
げげっ、これはもう手に入らないかも
と思いながら店に入っていくと・・・
ありましたありました。
ネットの袋に入れられて
ちゃんと売られていました。

それを購入してから、道の駅周辺をまずは散策。

この施設の玄関横で、くり坊主がお出迎えしてくれる。
(正式名は知らんけど)



あぜ道にはアキノノゲシが風に揺れ、



栗の木と共に見上げた青空が
とても気持ち良い秋の日だった。



それから向かったのが、
日本の棚田百選(こんな百選もある!)のひとつ

能勢町長谷の棚田。

あまり道案内がなく、ナビにも出ない。
一体どこかいなと、
親父の診察待ちの時に
診療所の情報雑誌を写し撮った
小さな地図を頼りに、
田んぼを巡る狭い車道を
くねくねと行った。
あまりに狭くて、
田んぼに落ちそうになるような道だ。

そんな道をあっちでもない、
こっちでもないとウロウロしながら
何とかたどり着いたのが、ここ。



普通、棚田は、田んぼに水を張られているときが、
空が写ってきれいな写真になる。
帰ってからネットを見たら、
そんな写真が掲載されていた。



ん?まてよ。ここはdoironが撮影した場所と
ほぼ同じではないですか。
写真を比べてみたら
やっぱりそうでした。

稲刈りも済んだこの時期の棚田も、
道に栗が転がっていたり、
コスモスが咲いていたりと
それなりの風情があるものだ。

また、途中のあぜ道から撮った写真も



棚田の雰囲気が出て、
とてもよかった。

しかし、こんな斜面によくぞ、
田んぼを作ったものだと感心しながら後にした。


そして次はいよいよ目的の大ケヤキだ。

ナビをセットして
そこから約30分ほど東に行くと、
あった、あった、ありました。



遠目からもわかる見事なケヤキの大木。

一体何台のだんじりを作れるのだろう
というほどの大きさであった。



残念ながら保護のために
幹に触れることはできなかったけど、
地面に生えたキノコも
サッカーボールほどもある巨大さ。
今思えば先にここを訪れたという
ジダンが記念に自分のモニュメントを
置いて帰ったのかもしれませんが・・・



きっと樹からパワーが
あふれ出ているんでしょうな。

そんなあまりのパワーのせいか、
持って行ったNIKONも
ミラーをあげたまま動かなくなってしまったほどだ。

え~ん、修理に出さないといけないよ~。
NIKONは梅田にあるので
街ブラがてらにいくことにするよ。

ま、それほどパワーを放出している樹
ということだ(そんなことはない)。

樹齢は1000年以上といわれ、
大阪府では一番、
全国的にも4番目という大きさとのこと。

これは百選の一つとしても異論はないだろう。



このケヤキを訪れることで、
doironの「大阪みどりの百選」訪問も
めでたく過半数を超えるとともに、
だんじりの季節を前に
しっかりとケヤキの親分にお詣りもできて、
たいへん実り多き秋の一日なのであった。

みどりの百選、ひとまず終わり


みどりの百選 概要編

2013年10月02日 20時44分30秒 | 最近の出来事

大阪みどりの百選というと、
今から24年前に国際花と緑の博覧会(通称:花博)を記念して、
府民の投票で選ばれた
100ヵ所の自然名所のことをいうそうだ。

投票した覚えはないけど、そうらしい。

で、どんなところがあるかというと、
広域的なところでは
「金剛山」とか「生駒の山並み」なんてのがある。

また、身近なところでは、
「泉穴師神社の森」、



「岸和田城」、「浜寺公園」、「滝畑ダムと四十八滝」



というのもある。

ネットを繰って100ヵ所を調べ、
過去に行ったことがあるところを数えてみたら
丁度50か所あった。

一番よく行ったのは堺の「大泉緑地」だろう。
10年間くらいは、毎日仕事帰りに訪れては、
この公園でランニングをした。

一番多い時でウルトラマラソンを始めた頃に
1周3013mの周回道路を、
20周走ったこともある。

当時のマラソン生活の拠点
ともいうべき場所であった。

やがて駐車場が有料になり、
足は遠のいていったものの、
多分人生で一番多く
汗を流した公園には違いない。

百選の中には、その名前を聞いて、
おっとあそこもそうだったのか
と思うところも少なくない。
そうとは知らずに、
最近出かけていたりするのだ。

天王寺七坂のうちのひとつ
「口縄坂」も百選のひとつだ。



緑少ない都会の中の人々の生活に
潤いを与えているということだろう。

また、テレビ取材を受けた
「永楽ダムと桜の道」や



つい先日雲山峰山行で歩いた
「紀泉高原自然休養林」もそうだ。



知らず知らずのうちに、
そういうところに
引き寄せられているんやね。

百選の中には、
山全体や公園、神社といった具合に
広域の自然名所を選定しているものが多いが、
中には一本の樹木が
百選の一つに選ばれているものもある。

例えば、5月に歩き、6月にみんなと走った
熊野街道の途中、泉南市にあった
「岡中の楠」もその一つだ。



詳しくは5月30日のブログに書いたけど、
あれは大きかったなあ。

圧倒されるような太い幹と、
空一面を覆う枝、枝、枝。



まさに横綱級の大木だとその時は思っていた。

しかし、今、こうして調べてみると
上には上があるもので、
門真市の三島神社には「薫蓋樟(くんがいくす)」
と名付けられた樹齢1000年以上のクスノキがあるとのこと。

ここはまだ行ったことがないので、
ぜひそのうちに見に行かなくてはなるまいて。

横綱級のさらに上となると、親方級と呼ぶべきか。

樹木ピンポイントの百選には、
ほかにも忠岡町「永福寺のびゃくしん」もある。



今年の春に紀州街道を歩いている時に、
ちょっと立ち寄ったお寺にあった大木だ。

これも詳しくは4月25日のブログに書いてるので
参照していただきたい。

それにしても
あんなに身をよじるようにして立っている樹は
あまりみたことがない。
樹の叫びが聞こえてきそうだった。

実は、百選に選ばれていて、
まだ実際に見たことがない大樹もいくつかある。

そのひとつが、
能勢町にある

「野間の大ケヤキ」

だんじりは「ケヤキの神様」
といわれるほど、
ほとんどの部分が硬いケヤキでできている。

だんじりが電柱にぶつかって、
電柱が折れても、
樹の部分には傷一つできないほど硬い。

少なからず、総括責任者と縁のある
ケヤキの大木であるからして、
ぜひ見ておきたいと思った。

場所は能勢町で
おりしも季節は栗の季節。
今年の栗を買いがてら、
訪ねてみようと思い立ち、
先日行くことにした。

とまあ、みどりの百選について、
概要を知っていただいたうえで、
次回の大けやき訪問に続きます。