ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」 鴨志田 穣 読了!

2015年01月28日 20時58分49秒 | 作家 か行
「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」 [講談社文庫] 鴨志田 穣 (著)  2015.1.28読了 。

アルコール依存症で離婚。10回の吐血。再飲酒。ついにアルコール病棟に入院することになった、元戦場カメラマンの「僕」。そこで出会った個性的な面々との生活が、僕を変えた。うちに帰りたい―。依存症を克服し、愛する元妻、子供たちとの時間を取り戻したが、そこには悲しい現実が…。笑って泣ける私小説。


まあ、前に読んだ本の流れで、
壮絶なアルコール依存の話なんだけど、悲壮感はあまりなく、淡々と物語りは進行していく。
たしかに、飾らない文章で、悪くないんだけど…。ノンフィクションなら。
小説としての出来はどうなんだろう?
やはり、らもさんにはかなわない。比べるほうがアレだけど…6点。