ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「瑠璃でもなく、玻璃でもなく」 唯川 恵読了!

2018年06月11日 15時36分50秒 | 作家 や行
瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫) 2018.6.11読了。
唯川 恵 (著)

美月・26歳・未婚・OL・妻がある会社の同僚と不倫中。英利子・34歳・既婚・専業主婦・子供なし。バリバリ働く友人を最近眩しく感じている。将来像を描けない不安を抱える美月と、単調な毎日に漠然とした不満を覚える英利子。恋も家庭も仕事も自由な時間も、他人にあって自分にないものは妬ましい。女はどこまで欲張りなのか。結婚という選択はどれだけ女の人生に影響を与えるものなのか。



唯川さんは好きなんですけど、、、よくこの小説、途中ぶん投げないで読みきったものだと、不思議に思う。
二人の主人公、夫を奪われる方の女が起業して成功といううそくさい展開に違和感を感じ、そして、略奪したほうもハッピーエンド、こんな夢物語あるわけない。…4点。