ツナグ (新潮文庫) 2020.2.10読了。
辻村 深月 (著)
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員…ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。
やべえ、4編目の「待ち人の心得」で、電車の中なのに泣かされそうになり困った。
クライマックスに向かって終章で色々回収しつつ、フィナーレに向かうんだけど、自分的には4編目の「待ち人の心得」が山だった。最終章でもうひと転びするのかなー?とか思っていたが、伏線の回収に終始して新たな展開はなかった。ちょっとここが期待外れ。ではあるが、小説として面白いんで文句ないけど。…6点。
辻村 深月 (著)
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員…ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。
やべえ、4編目の「待ち人の心得」で、電車の中なのに泣かされそうになり困った。
クライマックスに向かって終章で色々回収しつつ、フィナーレに向かうんだけど、自分的には4編目の「待ち人の心得」が山だった。最終章でもうひと転びするのかなー?とか思っていたが、伏線の回収に終始して新たな展開はなかった。ちょっとここが期待外れ。ではあるが、小説として面白いんで文句ないけど。…6点。