ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「ふたりの季節」 小池真理子

2021年02月16日 22時24分46秒 | 作家 か行
ふたりの季節 (幻冬舎文庫) 2021.2.15読了。
小池 真理子 (著)

なぜ、私たちは別れたのだろう――。家事と子育てを卒業し、久し振りに自由で穏やかな日々を過ごしていた由香。たまたま立ち寄ったカフェで、昔の恋人・拓と再会する。未来への不安、親や社会への反発、抑えきれない互いへの想い。共に過ごした高校最後の夏が一瞬にして蘇り……。三十年の歳月を経て、再び出会った男女の切なくも甘い恋愛小説。


大人の感傷、そんなものさえ、遠く思える今日この頃。なんか美しいなぁこの小説。6点。