ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「水の眠り灰の夢」 桐野夏生

2022年09月01日 16時55分41秒 | 作家 か行
新装版 水の眠り 灰の夢 (文春文庫) 2022.9.1読了。
桐野 夏生 (著)

東京オリンピック前夜の熱気を孕んだ昭和38年9月、地下鉄爆破に遭遇した週刊誌記者・村野は連続爆弾魔・草加次郎事件を取材するうちに、女子高生殺しの容疑者に。高度成長の歪みを抱えたまま変貌する東京を舞台に、村野が炙り出したおぞましい真実とは。孤独なトップ屋の魂の遍歴を描いた傑作ミステリー。



昭和の雰囲気がいい感じだし、なにせこの村野という主人公がカッコイイ。そしたら、村野ミロの義父だというじゃないですか?なるほどねぇ。ミロシリーズをもう一度読み直してみるきっかけになった。7点