ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「さあ、地獄へ堕ちよう」 菅原和也

2022年10月12日 14時17分02秒 | 作家 さ行
さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫) 2022.10.12読了。
菅原 和也 (著)

SMバーでM嬢として働くミチは薬とアルコール漬けの日々を送っていた。だが、幼馴染のタミーとの再会からミチの日常が変容していく。タミーが関わっているという残虐な死体写真が集められた“地獄へ堕ちよう”という裏サイトの存在。さらに自らにおぞましいほどの身体改造を求める、店の同僚リスト。出口のない欲望が絡み合い、凄惨な事件が起こる―。最年少で第32回横溝正史ミステリ大賞を受賞した衝撃の暗黒青春ミステリ。



主人公が住んでいるアパートがありえない。何があっても通報しない、苦情も出ない。だれも住んでいないという想定なのか?そんなわけないだろ。他にもありえないこと多々。警察も無能すぎるし。このグロい小説のラストシーンが爽やかでなんだかなぁという感じ。5点。