ドンドンこにしの備忘録

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「13階段」 高野和明読了!

2016年02月17日 16時11分05秒 | 作家 た行
13階段 (文春文庫) 2016.2.17読了。
高野 和明 (著)

無実の死刑囚を救い出すために与えられた期限は三ヶ月、報酬は一千万円だった。不可能とも思える仕事を引き受けた二人の男に待ち受けていた運命とは―手に汗握る展開と、胸を打つ驚愕の結末。現代社会の罪と罰を問い、圧倒的なサスペンスで読書界を震撼させた江戸川乱歩賞受賞作。『十年ぶりの後書き』収録。




ストーリーも面白くひきずりこまれたし、最後のどんでん返しもイイ。
しかも、この小説には「死刑制度」という重いテーマがあり、人が人を裁き、そして、死に至らしめるとはどういうことか、考えながら読みすすめていくことになる。
そして、あまり脚光をあびない刑務官を主人公にしたことで、その仕事内容や、制度など興味深い事柄も多い。薬丸岳さんを小説執筆に導いた本らしい。面白いはずだ。ただどうしてもバイク事故の説明が不十分であると言っておくけど。…8点。


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