ドンドンこにしの備忘録

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「孤独の歌声」 天童 荒太 読了! 

2015年10月06日 16時23分54秒 | 作家 た行
孤独の歌声 (新潮文庫) 2015.10.5読了
天童 荒太 (著)

凄惨な殺人事件が続発する。独り暮らしの女性たちが監禁され、全身を刺されたかたちで発見されたのだ。被害者の一人が通っていたコンビニエンス・ストアの強盗事件を担当した女性刑事は、現場に居合わせた不審な男を追うが、突然、彼女の友人が行方不明に。孤独を抱える男と女のせつない愛、噴き上がる暴力――。『家族狩り』『永遠の仔』につながる、天童荒太のまさに出発点。



女刑事の風希と歌手を目指してるコンビニ店員潤平と連続殺人犯人。
形は違うがそれぞれ3人とも「人間の孤独」を抱えている。
これがこの天童さん独特な感じかな。
なんか、やっぱ全体的にせつねえんです。
ただのミステリーとかサイコものではないんですよ。
でも、ミステリーとしてもよく出来ていて、
プロット、伏線、上々です。
一気読みでしたよ。…8点。


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