インフルエンザがジワジワと広がってきています。
A型が流行している学校や園もあれば、B型が流行しているところもあって、中にはすでに今季2回目(1回目はA型で、2回目はB型)の患者さんも出ています。
ただ今年のインフルエンザは全体的に症状が軽いケースが多いようで、発熱期間も比較的短く、解熱後の咳もそれほどひどくならない印象です。
こういう場合には、昔ながらの「対症薬を内服して、あとはゆっくり休む」が極めて有効で、抗インフルエンザ薬の必要性はあまり高くありません。
テレビなどを見ていると「インフルエンザ=抗インフルエンザ薬内服が必要不可欠」のような論調が目立ちますが、これは大きな間違いです。
イメージがしやすいように説明するならば、車を買う時を想像してもらえばいいでしょうか。
タイヤやハンドルがない車は走ることができませんが、アルミホイルやナビは「あった方が良い人もいるオプション」ですよね。
どのオプションが必要かは人それぞれ、走りさえすればいいならオプション無しもありだし、知った道しか走らないならナビは不要、でも小さいお子さんが居ればチャイルドシートは必須ですね。
抗インフルエンザ薬も同じように治療のオプションなのですから、必要性(メリット)とそれに伴う負担(デメリット)を天秤にかけて、上手に使うことを考えることが大事です。
A型が流行している学校や園もあれば、B型が流行しているところもあって、中にはすでに今季2回目(1回目はA型で、2回目はB型)の患者さんも出ています。
ただ今年のインフルエンザは全体的に症状が軽いケースが多いようで、発熱期間も比較的短く、解熱後の咳もそれほどひどくならない印象です。
こういう場合には、昔ながらの「対症薬を内服して、あとはゆっくり休む」が極めて有効で、抗インフルエンザ薬の必要性はあまり高くありません。
テレビなどを見ていると「インフルエンザ=抗インフルエンザ薬内服が必要不可欠」のような論調が目立ちますが、これは大きな間違いです。
イメージがしやすいように説明するならば、車を買う時を想像してもらえばいいでしょうか。
タイヤやハンドルがない車は走ることができませんが、アルミホイルやナビは「あった方が良い人もいるオプション」ですよね。
どのオプションが必要かは人それぞれ、走りさえすればいいならオプション無しもありだし、知った道しか走らないならナビは不要、でも小さいお子さんが居ればチャイルドシートは必須ですね。
抗インフルエンザ薬も同じように治療のオプションなのですから、必要性(メリット)とそれに伴う負担(デメリット)を天秤にかけて、上手に使うことを考えることが大事です。