いつも妻が居て、いつ呼ばれるのかと気にしている。呼ばれた時に、聞こえないといけないという気持ちで、ヘッドフォンを付けて音楽を聴くこともあまりできない。何か、私の中では時間が細切れで、集中して何かをしているという時間帯がどんどん減ってきて、不完全燃焼気味の毎日が続いている。塾に行って、テニスをしている時間が唯一自分の時間なのだが、介護差0ビスの曜日や時間が変わってしまい、それも行ける日がどんどん減ってきてしまった。
子供たちが来た時、ちょっとは自由時間が生まれるのだが、でも、トイレ介助、食事介助は私がすることになるので、あまり大きな変化はない。息子たちが来ると、その準備や後片付けに時間が掛かり、却って大変になることも少なくない。これじゃ、気の休まる暇もない。困ったものだ。でも、でも、何と言ったところで、介護の日々は続くのだ!
介護サービスでヘルパーや理学療法士が来ている時間帯は、妻に呼ばれて聞こえないといけないという心配はなくなる。ほんの短い時間帯だが、それが貴重な時間(一瞬)に思えて来る。一瞬でもないよりもマシだ。
介護から解放されて、一日ゆっくりと温泉につかっていたいものだ!