今日の新型コロナウイルス感染者が462名との発表があった。毎日、感染者の数に一喜一憂しているのも、検査数が増えれば、陽性者の数が増えるし、検査数が減れば、減少する。まさに、人為的に作られた数字で、そんなことに一喜一憂するのは馬鹿らしいことだと分かってはいるが、やはり気になるものは気になる。仕方ないことだ!
分科会で、専門家の提言があったようだが、政府は事ある毎に、専門家の意見をうかがって・・・と口にするが、専門家が幾ら叫んでも、聴く耳を持たないのだから、全く意味がない。
現行の新型コロナウイルス特措法の地方自治体がとれる措置は、緊急事態宣言が発せられてこそ強力な対策の根拠を得ることができるようになっているように思う。地方自治体の判断に委ねるのであれば、新型コロナウイルス特措法を抜本的に改正して、地方自治体にもっと強力な権限を持たせなければ、対策を打ちようもないだろう。
政府が国会で批判されたり、追及されたりするのを嫌って、国会の開催を先に延ばせば延ばすほど、感染の拡大は進み、アメリカのような手の打ちようもない事態に陥ることは明白だ。政府は、自己防衛に終始するのではなく、潔い振る舞いをすることに願うばかりだ。