緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

急変・・

2007年10月14日 | 社会時事

本当に、急変だと感じられたのでしょう。
若尾文子さん・・

黒川さん、都知事選のころも痩せていました。
参議院選はさらに痩せていました。
ソフトランディングに
ゆっくり、ゆっくり降下していたところ
最後のランディングを数mほど
ポコンと着地したという感じです。

黒川紀章氏死去=建築家、世界中で作品手掛ける (時事通信) - goo ニュース

医療は、患者だけを診療対象とします。
患者さんの病状情報は
ご本人のものというスタンスが基本です。

でも、家族ケアも・・・

ご本人と、家族や回り人々に
どのように投げかけるかいうことを
話し合っていくことも大切です。

とはいえ、これだけ有名な方だと
社会的影響も大きいでしょうから
病状もどなたにどこまで
話せばよいか、大変難しいことでしょう。

ここから始まる
孤独なグリーフワークに
心が痛みます。

引き続き・・
緩和ケア検定、よろしく!
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緩和ケア検定


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2 コメント

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ご本人とご家族の心 (ぴょん)
2007-10-15 07:15:56
キーパーソンが、どんなご関係で、人数は、何人いらっしゃるのか・・・。
社会的地位は、どうなのか。
(役職に就いているとかだけにとどまらず、社会人として、現役なのか・・・。患者さん自身が、お子さんだという場合もありましょう。)
本当に、本当に、様々。
その方々によって、本当に変わりましょう。

黒川紀章さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
返信する
ありがとうございます。 (aruga)
2007-10-15 20:47:34
本当にそうですよね。それぞれの形があるものだと思います。
返信する

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