進めていきたいＤＸと我慢のオリンピック

（Rudy and Peter SkitteriansによるPixabayからの画像 ）

DX（デジタル トランスフォーメーション）
コロナでぐっと進みましたが、
日本は、すごく後進国。

デジタル庁を作りましたが、印鑑だけではなく、

念のため紙媒体・・

が、今なおとても多いです。

とかいう私も、

アナログの方が親和性が高いので

あまり語れません・・

DXとは、一言でいうと「企業がデータやデジタル技術を活用し、組織やビジネスモデルを変革し続け、価値提供の方法を抜本的に変えること」です。しかし、DXで成果を上げている企業は、世界でもわずか5%とされているのが現状です。
Selec【徹底解説】「DX = IT化」と思っていませんか？ 基本・成功のポイント・事例を紹介

我が家のお嫁さんの一人は
シンガポール生まれで

アメリカに本社がある外資系金融機関の

東京支社に勤務していました。

1年半ほど前、息子一家はシンガポールに移動・・

シンガポール支社ももちろんある会社なので、
てっきり東京支社からシンガポール支社に

異動すると思っていたのですが、

引っ越した後も1年間位は、東京支社所属のままでした。

出社することなく、ずっとリモートワーク・・

まだ、コロナの前の出来事でしたから

常勤で勤務所属するということは、
勤務先に通勤することだと思っていた私は、

もう目が白黒・・

どうやって勤務管理するんだろう・・とか
ちょっとした会話から得られる情報が入らなくならないのかしら・・とか

気になっては、

横で、へえーっとばかりに、眺めていました。

1年間の内、出社はお正月に帰国した1月2日だけ・・

その後、コロナの拡大で、

まったく帰国することができなくなってしまいました・・

外資系会社のDXとは、こういうことなのか・・・と

実感した出来事でした。


我が家では、日曜日に午後に子供達一家と
Zoomでワイワイ時間を過ごすことが定例になりました。

毎回変化している孫達を

結構身近に感じられているのは
少しリモート慣れしてきたのかもしれません。

デジタル トランスフォーメーション

明らかにコロナが推進力になりました。

とはいえ、今後、感染状況が変化したとしても

後退することはないでしょう。

ところで・・・
東京オリンピックのこと。

春から夏にかけて、
もし、コロナ感染症が次第に落ち着いてきたとしても
オリンピックを開催するということは、
全世界に、再度、コロナをばらまくことになります。

さらなる変異ウイルスの出現があれば、
それを拡散することに繋がる可能性もあります。

スペイン風邪（インフルエンザ）は

収束に4年間かかりました。

コロナはワクチンが出来たとっても、

当面、変異とのせめぎ合いが続くでしょう。

東京オリンピックの開催が

感染症に対する勝ち負けといった情緒的な考えは止めませんか？

国際オリンピック連盟（ＩＯＣ）は
こうした時にこそ、
マネジメント力を発揮すべき組織なのではないのでしょうか。

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、

ＩＯＣの方を向くのではなく、

世界の人々の健康や幸福を一番に考えて、

科学的な根拠のもとに、

どうあるべきかを検討し、

ＩＯＣに積極的に進言をすべきなのではないでしょうか。

日本国内で人を動きを促進したこと（go to）で
どの程度、感染が広がるかは

私達は、この冬、体感済みです。
（良いとか悪いということではなく）

これを

全世界対象とするのが、

オリンピックです。

事前PCRをしても、偽陰性があることも
体験しています。

様々な予防策（アルコール準備など）すれば大丈夫と言いつつも、

それで納まるものではなく、
結局、人の動きを抑制すれば感染は落ち着いていくことも体験済みです。

オリンピックの2024年延期への再申し入れは

感染症対策的には合理的に感じます。

こうした交渉をすることは負けではありません。

世界の人々のために、勇気をもって

対応に当たってほしいと強く感じます。

コロナは、私達に

必要としていた変わっていくべきことと

抑え、我慢すべきこと

を感じる環境を強く与えています。

その中で、どう行動するのか、試されているように感じます。