エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

HYMLエバの「ししゃも会」

2019年10月29日 | 美味しい・・・お店



HYML エバのシシャモ会 in むかわ
復活!むかわdeシシャモ会
■ 開 催 日    2019年10月26日(土)
■ 会   場    むかわ町道の駅「四季の館」内、食堂たんぽぽ
■ 時   間    17時~20時
■ メ ン バ ー     ino、iwa、すみ、地蔵、エバ

★ 2回目・・・
2017年に1回目のシシャモ会を開催し、翌2018年も続けて開催する予定だった。
しかし、9月6日に発生した胆振東部地震の影響でむかわ町の道の駅も被災し、やっと予
約したホテルも使用出来なくなりキャンセルとなってしまった。あれから早1年、まだ完
全復興とはいかないが、道の駅は復活し、ししゃも漁も始まって少しずつ街の賑わいが戻
って来たと聞き、中断していた「シシャモ会」を再開する事にした。

今回のメンバーも自称HYMLの呑んべ会(NBC)メンバーであるinoさん、iwaさんと
私に加えすみちゃんとその相方、地蔵さんが初参戦し5名となった。

<1回目のシシャモ会はここをクリック>

★ 恒例、ゼロ次会から始まる・・・
本宴会は、17時から予約しているがその前にどうしても寄りたい店がありそこをゼロ次
会と決めていた。道の駅には14:30過ぎに着き、駐車してから早々ゼロ次会会場へ。
道の駅近くにある「ぽぽんた市場」(物産店)の中にある食堂、通称「ぽぽんた食堂」と私
が勝手に呼んでいるが、カウンターのみで9席しかない小さなお店だ。店主は地元の漁師
だからまずネタが良いのは当たり前。そしてリーズナブルなお値段で美味しいから止めら
れない。そして、店主は私と中学・高校の同級生だから来れば顔を見たくなるものだ。

店の営業は16時までだったので、ギリギリだったが丁度客足も切れて店主夫婦は食事中
のところにお邪魔してしまった。「お久しぶりぃ~」と入店すると店主のS氏は「なんで
この時期にしか来ないんだ!」といきなり喝を入れられたが、いつもサービス満点のS氏
にはこれが口癖のような歓迎の挨拶なのである。
楽しみにしていた一品「シシャモの刺身」だけ品切れだったが、他のメニューはすべてあ
ると言うので、ついあれもこれもと注文してしまう・・。

まずは、「ししゃもの天ぷら」・・これはもう魚の宝石を衣で包み揚げた絶品だし、定番
「ツブ煮」と「タコのやわらか煮」も、うま味たっぷりで外せなかった。

生ビールは、二杯しか飲んでいないのにほろ酔いとなりお腹も満たされ丁度お時間となっ
たのでゼロ次会は終了する・・・。

ぽぽんた食堂の変わらぬサービスと旨さに満足し店を後にした・・・。



ししゃもの天ぷら


定番のツブ煮


まつかわ、ひらまさ、ひらめの刺身盛合わせ


筋子の醤油漬け・・サービス


タコのやわらか煮


S氏の奥様に撮ってもらったNBCの面々・・何故か青、赤、黄だ。


★ 温泉でさっぱり・・・
道の駅に戻り、宴会前に温泉でさっぱりとする・・。
ここですみちゃん夫妻と合流の予定だったが、連絡はまだない。取り敢えず三人で風呂に
入りながら二人を待つしかなかった。
風呂から上がってから二人に遭遇・・も宴会時間なので風呂には入れなかった。
まだまだNBCの掟に慣れていないのは仕方ないが、今後時間だけは守って欲しいと願う
オヤジ軍団だ。この日の入浴料はサービスデーで420円だったのに・・・。


★ 復活、本宴会・・・
予定通り17時から予約した食堂「たんぽぽ」に入店。
改めてすみちゃんの相方と初対面のご挨拶を交わすNBCだ。無口で人見知りと聞いてい
たが、そんな印象はどこにもなく逆にテンション高くすみちゃんとの夫婦バトル攻撃と言
うか、楽しい会話が飛び交って驚いた。
以前からむかわのシシャモは食べたかったという相方さんは、その風貌からだろうが「地
蔵さん」というニックネームで呼ばれているようで、初対面ながらそう呼ぶ事にした。



本宴会の始まり・・・です。


まずは「シシャモ」でしょ!・・と今年初物のシシャモから焼く


今年のシシャモは成長が10日ほど遅れているらしくまだ小ぶりだ

★ ししゃも講釈・・・
この店のオーナーでもあり、究極のシシャモ作りに紛争している苫米地さんから先ず聞く
事は「ししゃも講釈」である。これを聞かずしてシシャモの買い付けは無いし料理の話も
進まない。今年は豊漁か不良か、型は大きいか小さいか、値段は高いか安いか・・・等々
ししゃもの事はすべて喋ってから次の話なのだ・・。
結論から言うと例年なら最盛期の時期だが、獲れる魚は小さいと言う。特にメスは小さく
お腹の卵が極端に少ないらしい。例年より10日以上は遅れているようだと話す。

頼んだ裏メニューのシシャモは特大ものだったが、それが獲れないため小さかった。
特にメスは小さく、上手く焼かないと焦げて無くなりそうだ。

でも、やっぱり「美味しかった」脂ものっているし、ここでしか食べられない味を実感す
る初物だった。みんなも美味しいと競うように食べるほど人気№1の一品だった。



カニの甲羅揚げはオーナー自慢の一品だ


ししゃもの柳川鍋


シケで漁が無く出せないと言われた刺身の盛り合わせを出してくれた




第2回目となったシシャモ会inむかわに参加したメンバー

★ これでは終わらないシシャモ三昧・・・
ゼロ次会からお腹いっぱい感のNBCのオヤジ三人組だが、しっかりと本宴会でも食べ
呑み放題の勢いだから頼もしい。オーナーを悩ませた今回のメニューも私たちの期待は
裏切らない。本当にいつも感謝である。
散々飲んで食べて大大満足なのに、唯一この店で出せない一品がある。
それは、「シシャモ寿司」だった・・。当然ながら第1回目に続き二次会はシシャモ寿
司大会だ・・・。

ここから歩いても数分のところにむかわの繁華街通りがあり、その一角に「叶寿司」が
ある。苫米地オーナーもお勧めでここのシシャモ寿司は美味しいぞ・・・と予約もして
いた。



ここでしか食せない「シシャモ寿司」です。光る宝石だから一人三貫でした(笑)

★ 三次会・居酒屋&ホテルハイエース・・・
二次会で別れたすみちゃん夫婦の帰札を見送り、三次会となる居酒屋ハイエースへ移動
するが、思えばすみちゃんも呑みたかったろうに察すると忍びないものがあった。今回
は旦那様と一緒だったので「我慢」の二文字かな。次はたらふく飲んでもらおう。

さぁ~、いよいよ余興もクライマックス。当初テント泊を予定していたが、雨予報と泊
り組は三名だったので、ホテルハイエース初の三人寝の車中泊に変更した。

23:30 流石に呑み疲れたのか・・・
三人とも就寝体制になるとあっと言う間にその世界に記憶が飛んでしまった・・・。
夜中に凄い雨が降ったぞ・・と朝に言われたが、私だけ爆睡だったのかまったく知らな
かった。テント泊から変更して結果的には良かったが、もっと人数が増えてのテント泊
も良いかなと、来年が楽しみになった。

朝風呂に入って、営業前の苫米地さんを電話で起こし、無理を言ってシシャモのお土産
を買いに行った。今年の開催も一時危ぶまれたが、実施出来て何よりだった。



居酒屋&ホテルハイエース・・三人でもあずましい広さが良い