エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

趣味に没頭する楽しい時間

2022年04月20日 | 定年後の生活
趣味に没頭する楽しい時間
<プロローグ>
地元でお店を営むとある店主とひょんな事がキッカケで知り合いになった。
その店主は、アウトドア (キャンプ) や庭作り、薪ストーブと薪作り等々・・本職以外に多彩な
趣味があるようで話をし始めると仕事そっちのけで止まらない様子。私も同じような興味の話
に夢中になり、つい聞き上手なのか相槌を打ってる自分に驚く。話の中で店主が持っている知
人から頂いた古いチェンソーが掛からないのだが、見てもらえるかいと聞かれた。それこそす
ぐに「良いですよ!」と返事をしてしまい置いてある倉庫へ移動する。

スチール製チェンソーのMS241という機種で2011年製造と分かる。かなり年季が入っ
ていて正直手入れされていないままの状態に見えた。それでも一応起動するか確かめる。
エンジンが掛かるとビックリしていた!
エンジンの掛け方を簡単に伝授すると「納得」今までの掛け方と違っていたようだった。

話は更に盛り上がり、店の前にある薪棚とその前に積まれた大量の丸太を指さし、悩みを告げ
始め、懇願される・・・。またまた、軽はずみな調子の良い返事をしてしまった。
それは、薪割りと薪棚作りの依頼だった。

あれから数カ月・・・
その間、何度もお店に出向き美味しい「そば」を頂く。そして、薪割りは2度ほど行い、大分
整理は出来たかも知れない。しかし、問題はまだ山積みで壊れかけた薪棚の修復や周りの廃棄
物も整理したいとの事。やりたくても出来ない本業の忙しさに悩む店主。

ボランティアだね・・・そんな思いで受けてしまった依頼だった。



4/17と18の2日間で半分ほど修復した薪棚・・・大分、形にはなって来たかな?


奥にまだ整理されていない薪や材が外に出たままだ・・。

スキルアップの訓練場・・・
薪作りが趣味・・・と言う訳では無い。その前の段階、木を伐倒する事が趣味になった。
しかし、そんな場所は限られるし、ただ木を倒せば良いと言うものでもない。そのスキルアッ
プをさせてくれたのが、現在入会しているNPOコモンズと言うボランティア団体だ。広大な
雑木林の間伐を行い育林しながら整備していく。間伐した丸太は作業場に運んで薪にし、会員
や一般に販売して運営費に充てるというNPO法人である。

そもそもここの店主と知人となったのも「コモンズ」がキッカケだった・・。

私にとっては、土地や材があり好きな薪作りが出来る環境があれば、ついやって見たくなり依
頼されれば、後先考えず返事をしてしまうのが悪い癖かも知れない 笑
色々な条件の違う中でも、思うものが出来て行くと私自身も依頼者も満足してくれるもので、
双方がうなずく仕事はスキルアップするチャンスでもあるのだと思う。だから報酬などは望ま
ず、失敗してもゴメンで済ませられる関係で好きな事が出来れば、満足である。

薪棚はまだ完成していないので、もう2~3日は通う必要があり頑張りたい・・・。