エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

初企画・HYML秋のキャンプオフミ

2023年10月13日 | 日記
HYML エバの初企画・・・
秋のキャンプオフミ in 鹿公園

【10月10日 (火) 】
HYMLに入会した2009年以降のイベント企画としては始めてと記憶するキャンプオフミ。
初なのに、完全な平日開催のため現役会員には申し訳ない案内だった事は反省している。
言い訳をすれば、理由は二つ。
一つは、計画が遅かったのでまとまったサイトを週末に予約する事が困難だった事。
二つに、初企画で大勢参加した場合の不安が大きかった事・・で、平日開催となってしまった。

札幌近郊で公共のキャンプ場としては常にベスト10入りする人気の安平町鹿公園キャンプ場。
10月最後の連休だった7、8、9も予約はほぼ満で連泊も多く賑やかだった。
ただ、晩秋のキャンプは朝晩の冷え込みが厳しく、楽しいはずのBBQも完全防寒仕様で臨まな
ければ風邪を引くかも?と言う程寒い。

参加表明は7名だったが、居酒屋オフミとは違う「キャンプ場」で焚火やBBQを囲みながら語
らい呑む懇親会も味わって見たかった。それがまず叶って嬉しかった。



キャンプサイトに張ったテントとタープ

★ さっそく昼呑みBBQ・・・
10時現地集合に合わせて全員がすんなり揃ってしまった。
早々にテントやタープを張ってオフミ会場が出来上がって行く。広いサイトにほぼ貸切のキャン
プ場は、天気にも恵まれて静かで気持ち良かった。中央にドラム缶式BBQグリルをセットして
用意してくれた食材が網の上に並べられた。そして、先ずは「乾杯!」。
晴れた日の昼間から飲むビールはまた格別である。そして、何より集まってくれた仲間たちとの
おしゃべりが楽しく、久しぶりに会う山友との山談議と人生裏話は大いに盛り上がった。



ランチタイム兼BBQタイムとした懇親スタート


個人・団体で用意した食材が並ぶ・・・

★ ハーフタイムで鹿見学ツアー・・・
ずっと呑みっ放しは流石に夜までもたない。
ハーフタイムを兼ねた散歩を提案し、全員で鹿の飼育されている鹿牧場まで歩いた。
管理人から鹿のエサとなる「ニンジン」を分けて貰い始めて見ると言う仲間は興奮気味だ!
近くには「ホタル池」という大きな池があり30㎝を超えるような鯉が沢山いる。ここでもエサ
となるパンを投げ入れると大きな鯉がパンに喰い付き跳ね上がる様に驚いたりする。

短い時間だったかも知れないが、酒の手を休めて少し歩き、鹿やコイのエサやり体験も貴重なの
かも知れなかった。



散歩の帰り道で立ち寄ったキャンプ場第一サイトのトイレの前で撮る  (iwaさん撮影)

★ 夜は長し、忘れたスピーチタイム・・・
鹿見学ツアーから戻って懇親会第二部の始まりである。
まだまだ陽は高く、どこまで続くのか不安にもなるが高齢者が多いので食べる量に限界はあった。

最終的には、かなりの量で肉や野菜が残ってしまったようだが、翌日みんなで分けて持ち帰る。
焼いては食べて休むを繰り返しながら気が付けば周りが暗くなって来た。風も冷たくランタンの
明かりが嬉しい。夜対策で用意していたのがスクリーンテントとガスストーブ。キャンプ慣れし
たiwaさんの準備が光る。焚火を囲って語るのも良いが、長時間になると背中が寒くて我慢出来
ない。そんな時のためのスクリーンテント。全員が入れて暖を取りながら第三部の始まりだ。

時間と共にひとり二人とテント入りするが、話はエンドレスに用意した酒が底を尽く。
呑み始めたお昼の12時から夜の12時近くまで続いたオフミだった。

〆のラーメンを食べて散会・・・。

ただ、ひとつ忘れていたのがHYML懇親会恒例のスピーチタイム。たった7名でも初対面の出
会いもあったり、久々の再会もあったので近況報告も聞きたかっただけに悔やまれた。



参加したメンバー全員で・・・第二の部が始まった。


肉だけじゃないよサンマとホッケもあるよ・・・


小さいがスエ―デントーチで宴の変化を彩る場面も・・・

★ 交流登山はバリエーションルートで・・・
【10月11日 (水) 】
快晴の朝を迎える・・。
年寄りの朝は早く6時前から起き始めた。
早々、モーニングコーヒーを落としてくれるiwaさんの手際が良い。
ひとり二人と起き始め、昨日の余韻が蘇るもさすがに酒を呑む人はいない。

少しずつ後片付けをしながら朝食の準備をするのが、食担のpetuさんです。自宅で仕込んで来た
大鍋の「豚汁」を温め直す。みんなお替りする食欲で鍋の底を見た。テントやタープは朝露で濡
れているのでまだ撤収は出来ない。11時のチェックアウトだが、朝食が終わってもまだ8時前
だった。

そこで予定していた「安平山交流登山」を前倒しして、チェックアウト前に決行する事にした。
ほぼ貸切のキャンプ場だったのでテントを張ったまま留守にしても大丈夫と決め付け出発する事
に・・。

キャンプサイトから歩いて登山口へ向かうルートは、地元の方もあまり使わないのでマイナーか
も知れないが、私自身は自宅からの散歩コースとしてよく使っている馴染みのコースである。
サイトから徒歩約25分掛かけて登山口、丁度良いウォーミングアップだと思うし、直登コース
から登り約10分で頂上、下山はらくらくコースで約10分で登山口である。快晴の頂上からは
夕張岳を始め芦別岳や日高山脈も望む事が出来る絶景の展望台だ。私以外の参加者が全員初登頂
と聞いて意外だったが、皆さんに喜んでいただいたのが何よりだった。

帰路では更に別のバリエーションルートを考えていて、変化のあるルートを楽しんでもらった。

テントサイトに戻った頃ちょうどチェックアウトの時間だったが、残置したテントとタープは完
璧に乾いて撤収が楽だった。

P帯で別れた参加者も居たが、昼時が近くなり残ったメンバーで地元のラーメンを食べて解散し
た。少数精鋭的オフミだったが、成功裡に終えた事が何よりだった。参加して頂いたメンバーに
感謝して報告に代えたいと思う。ありがとう、お疲れ様でした!



キャンプ場から歩くバリエーションルートから安平山を目指す・・


快晴の田舎道を辿って安平山だが、なんと穏やかな風景だろう・・・      (トラさん撮影)


沿道に咲く「エゾミソハギ」と畑風景がマッチしますねぇ~・・・          (トラさん撮影)


「安平山 (あんぺいざん)(166m) 」頂上にて