エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

自遊人4年目の変化・・・

2024年01月13日 | 定年後の生活
いやと言えない自分 自遊人4年目の変化

★ 夢見た「自遊人構想」・・・
現役時代から夢見た「自遊人構想」は、退職と同時に手に入れたのに現実はまったく違った。
働いていない諸先輩たちの年金生活は正に自遊人にしか見えなくて羨ましかったし、自分も早くそ
うなりたいと思っていた。しかし、20年以上前に退職した先輩たちと4年前に退職した自分との
世界は大きく違う事が幾つかある。当時の退職金の額、支給年金の額、物価、生活基準、趣味の有
無、借金の有無、貯蓄の額等々・・退職してからどう生きるかは時代に関係なく人それぞれだから
生活に必要な金額もそれぞれ違う。しかし、退職後に支給された退職金や年金額の違いは大きく更
に貯蓄も余り無い私の「自遊人構想」には手が届かない現実の壁があった。

4年前、退職したその月にアルバイトと称して地元シルバー人材センターの門を叩き登録し、除雪
作業から始まって幾ばくかの収入を得た。春からはキャンプ場のスタッフとなり営業期間は月12
日程度のシフトをお願いしながら、趣味の登山や伐倒作業を行える余裕も出来た。そして、キャン
プ場の営業が終わる11月~翌4月までの収入を確保するために「動物管理」という鹿の飼育員も
登録し、この作業も4年目に入った。

週休2日制、土日祝休みの月金シフトではなくランダムに休みを選んで月トータルで12日程度の
出勤に抑えるシフトが自分流で性に合っていた。空いた日に登山を計画したり、伐倒した木で薪作
りも出来た。孫たちが遊びに来るときも休みが取れて一緒に遊ぶ事も可能だったし、山や林業に必
要な道具もある程度買える余裕も出来て来たから、「働かない自遊人」と「働く自遊人」を見比べ
ながら日々の生活を楽しむ環境に慣れつつあった・・。

年金だけでは遊ぶ金が無い事を知り、その金を作るために働く選択をして今に至る・・。
そういう生活にようやく慣れて来た中で今年の山を選び、計画も立てようと思っていたところだっ
た。

そこに「一本の電話」、4年目の自遊人が大きく変わるかも・・・。



三段山オフミを終えて帰宅途中に食べたラーメンとミニ豚丼のセット (記事とは直接関係はありません・・)