どく や みね
定山渓・・・毒矢峰 (885.4m)
気になっていた山にようやく出向く・・・
■ 山 行 日 2012年02月28日(火) 日帰り
■ ル ー ト 天狗小屋~右股林道~南東尾根ルート 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №5
■ 登 山 形 態 山スキー
■ 地 形 図 1/25,000地形図 「余市岳」
■ コースタイム 登り 2時間20分 下り 1時間05分
<登り>
09:00 天狗小屋出発
09:20 二股橋
09:25 南東尾根取付き
10:10 C668
11:20 毒矢峰
<下り>
11:40 下山開始
11:50~12:00 C850付近シールを外す
12:25 南東尾根取付き
12:45 天狗小屋

※ GPSトラックは、ブログ「北のかもしかの山歩き」からお借りしました。
★ 気になる山・・・
ずっと昔からこの山の存在は知っていたが「毒矢峰」は、そのまま「どくやほう」と読み、標高も1000m
以下であったのとそのネーミングから「厳しい山」という印象が強く山行としての対象から遠ざかっていた。
しかし近年、1000m超峰に拘る事無く標高の低い山でも楽しい、面白い山が多いと知ると単に未踏峰に
興味を持ち挑戦する事も多くなって来た。
今月の初めに登ったすぐ東隣の「ヒクタ峰」も同じ理由で登り初登頂を遂げたがこの日は、天候と雪質に
恵まれ展望も楽しみ登行にも苦労せず、特に下りのスキーはパウダーを満喫して楽しい山行の印象が強
かった。
その時の夫婦の会話で「あと登っていないのは毒矢峰だね」と言うのも今回のキッカケにもなっている。
★ 登山口・・・
定山渓から「豊羽鉱山」に向かう道道894号線を走り白井川と右股川の分岐となる林道出合を白井二
股と言い「天狗小屋」という登山ポストのある小さなログハウスが建っている。ここは「定山渓天狗岳」や
「余市岳」などの登山口でもあるが「毒矢峰」の最短ルートとしても最適な場所である。
道道から白井川に架かる橋を渡ると小屋の前には、車数台駐車出来るスペースで除雪してあり駐車する。
尚現在、豊羽鉱山へはここから通行止めになっていて監視小屋があり係員が常駐しているので注意して
ほしい。

登山口 天狗小屋から除雪されていない右股林道をスタートする・・
★ 好天を期待・・・
9:00 出発
好天期待も出発準備から雪がパラツキ全体的な視界は悪そうだった。
取りあえず行ける所まで・・と右股川左岸の右股林道を歩き始める。最初トレースは少し古いモービル痕
だったが100mほどでUターンしていてその後は誰の痕跡も無かった。フカフカの新雪は足首程度の軽い
ラッセルで助かり順調に進む。
9:20 二股橋
林道は橋を渡って右股川と左俣川沿いの二股に別れその分岐が毒矢峰の南東尾根末端の取付き点で
もある。尾根の末端は急で取付けないので右の林道を進んで尾根を回り込み東斜面から取付いた。
比較的急斜面だが、たっぷりな雪と深いラッセルではなかったのでジグを切りながらここでも順調に高度
を稼げた。500付近で尾根上に着くとピンクや赤のテープが所々に点在し誘導してくれた。

右股川林道の途中から望む毒矢峰の南東尾根・・・

林道から南東尾根の東斜面に取付いたところ・・・
★ 途中写真無し・・・
10:10 C668
ずっとジグを繰り返す急な登りだったが、丁度良いラッセルで埋まったり滑ったりせずにルートを登る事が
出来た。尾根取付きからここまで1時間も掛かっていないのは早過ぎかも知れない。ほとんどブッシュらし
き細かい灌木も無く危険と感じる斜面も無いように思った。
唯一のブッシュ帯はこの668から急に狭くなった尾根上の通過部分だけで、再び800mの頂上尾根まで
は上手にジグを繰り返す事で難なく登る事が出来た。
この間、何故か写真を撮らずに来てしまう・・・


880付近のニセピークを過ぎて更に北西に進んだ広い尾根を登ると頂上は近い

間もなく頂上です・・・
★ 遠望無も満足の登頂・・・
11:20 毒矢峰 頂上・・
少し手前まで雪は降っていたが時折陽も差し好天を期待する登頂だったが、残念ながら完全に吹雪状
態となり展望もほとんど無くなってしまった。ただ途中800m付近では微かに定天やヒクタ峰が顔を出し
ていたので満足している。
この山の印象として、定天の様に岩峰群の一角にピークを持ち登頂にはアイゼンやピッケル、ロープも使
う厳しい登行だったので、ただ単に尾根上のコブがそれ・・と知るとなんだか拍子抜けした登頂でもあった。
11:40 下山開始
800m肩付近までは登り返しもあるのでシールを付けたまま下山を開始した。
シールを外してからの下降は早い・・・。
樹林帯ではあるがバウターで程良い斜度がスキーの下手なエバ夫婦でも上手に操作出来た。

2/28 エバ夫婦初登頂 「毒矢峰」
★ 実質35分・・・
12:25 林道出合(尾根取付き点)
途中のシールを外していた時間を除くと頂上から実質35分で下りた事になる。
スキーの上手い人なら20分も掛からないかも知れない。
それほど良質な積雪とうるさ過ぎない樹林の間隔が今回のメインになった。

右に右股川を見ながら来た道のトレースを辿るとあっという間のゴールである。

終始貸切だった白井二股の天狗小屋登山口だった。
★ ご褒美・・・
12:45 登山口
計算外の登頂と下山だったのでチーヤンも大満足・・・
来週に迫った最終受験も今日の登行中に問題を考えていた・・・との事。遅かった理由が判明する。
満足とお詫びで今日の温泉はランクアップのご褒美・・・
小金湯温泉 湯元「小金湯」700円なり。
定山渓・・・毒矢峰 (885.4m)
気になっていた山にようやく出向く・・・
■ 山 行 日 2012年02月28日(火) 日帰り
■ ル ー ト 天狗小屋~右股林道~南東尾根ルート 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №5
■ 登 山 形 態 山スキー
■ 地 形 図 1/25,000地形図 「余市岳」
■ コースタイム 登り 2時間20分 下り 1時間05分
<登り>
09:00 天狗小屋出発
09:20 二股橋
09:25 南東尾根取付き
10:10 C668
11:20 毒矢峰
<下り>
11:40 下山開始
11:50~12:00 C850付近シールを外す
12:25 南東尾根取付き
12:45 天狗小屋

※ GPSトラックは、ブログ「北のかもしかの山歩き」からお借りしました。
★ 気になる山・・・
ずっと昔からこの山の存在は知っていたが「毒矢峰」は、そのまま「どくやほう」と読み、標高も1000m
以下であったのとそのネーミングから「厳しい山」という印象が強く山行としての対象から遠ざかっていた。
しかし近年、1000m超峰に拘る事無く標高の低い山でも楽しい、面白い山が多いと知ると単に未踏峰に
興味を持ち挑戦する事も多くなって来た。
今月の初めに登ったすぐ東隣の「ヒクタ峰」も同じ理由で登り初登頂を遂げたがこの日は、天候と雪質に
恵まれ展望も楽しみ登行にも苦労せず、特に下りのスキーはパウダーを満喫して楽しい山行の印象が強
かった。
その時の夫婦の会話で「あと登っていないのは毒矢峰だね」と言うのも今回のキッカケにもなっている。
★ 登山口・・・
定山渓から「豊羽鉱山」に向かう道道894号線を走り白井川と右股川の分岐となる林道出合を白井二
股と言い「天狗小屋」という登山ポストのある小さなログハウスが建っている。ここは「定山渓天狗岳」や
「余市岳」などの登山口でもあるが「毒矢峰」の最短ルートとしても最適な場所である。
道道から白井川に架かる橋を渡ると小屋の前には、車数台駐車出来るスペースで除雪してあり駐車する。
尚現在、豊羽鉱山へはここから通行止めになっていて監視小屋があり係員が常駐しているので注意して
ほしい。

登山口 天狗小屋から除雪されていない右股林道をスタートする・・
★ 好天を期待・・・
9:00 出発
好天期待も出発準備から雪がパラツキ全体的な視界は悪そうだった。
取りあえず行ける所まで・・と右股川左岸の右股林道を歩き始める。最初トレースは少し古いモービル痕
だったが100mほどでUターンしていてその後は誰の痕跡も無かった。フカフカの新雪は足首程度の軽い
ラッセルで助かり順調に進む。
9:20 二股橋
林道は橋を渡って右股川と左俣川沿いの二股に別れその分岐が毒矢峰の南東尾根末端の取付き点で
もある。尾根の末端は急で取付けないので右の林道を進んで尾根を回り込み東斜面から取付いた。
比較的急斜面だが、たっぷりな雪と深いラッセルではなかったのでジグを切りながらここでも順調に高度
を稼げた。500付近で尾根上に着くとピンクや赤のテープが所々に点在し誘導してくれた。

右股川林道の途中から望む毒矢峰の南東尾根・・・

林道から南東尾根の東斜面に取付いたところ・・・
★ 途中写真無し・・・
10:10 C668
ずっとジグを繰り返す急な登りだったが、丁度良いラッセルで埋まったり滑ったりせずにルートを登る事が
出来た。尾根取付きからここまで1時間も掛かっていないのは早過ぎかも知れない。ほとんどブッシュらし
き細かい灌木も無く危険と感じる斜面も無いように思った。
唯一のブッシュ帯はこの668から急に狭くなった尾根上の通過部分だけで、再び800mの頂上尾根まで
は上手にジグを繰り返す事で難なく登る事が出来た。
この間、何故か写真を撮らずに来てしまう・・・


880付近のニセピークを過ぎて更に北西に進んだ広い尾根を登ると頂上は近い

間もなく頂上です・・・
★ 遠望無も満足の登頂・・・
11:20 毒矢峰 頂上・・
少し手前まで雪は降っていたが時折陽も差し好天を期待する登頂だったが、残念ながら完全に吹雪状
態となり展望もほとんど無くなってしまった。ただ途中800m付近では微かに定天やヒクタ峰が顔を出し
ていたので満足している。
この山の印象として、定天の様に岩峰群の一角にピークを持ち登頂にはアイゼンやピッケル、ロープも使
う厳しい登行だったので、ただ単に尾根上のコブがそれ・・と知るとなんだか拍子抜けした登頂でもあった。
11:40 下山開始
800m肩付近までは登り返しもあるのでシールを付けたまま下山を開始した。
シールを外してからの下降は早い・・・。
樹林帯ではあるがバウターで程良い斜度がスキーの下手なエバ夫婦でも上手に操作出来た。

2/28 エバ夫婦初登頂 「毒矢峰」
★ 実質35分・・・
12:25 林道出合(尾根取付き点)
途中のシールを外していた時間を除くと頂上から実質35分で下りた事になる。
スキーの上手い人なら20分も掛からないかも知れない。
それほど良質な積雪とうるさ過ぎない樹林の間隔が今回のメインになった。

右に右股川を見ながら来た道のトレースを辿るとあっという間のゴールである。

終始貸切だった白井二股の天狗小屋登山口だった。
★ ご褒美・・・
12:45 登山口
計算外の登頂と下山だったのでチーヤンも大満足・・・
来週に迫った最終受験も今日の登行中に問題を考えていた・・・との事。遅かった理由が判明する。
満足とお詫びで今日の温泉はランクアップのご褒美・・・
小金湯温泉 湯元「小金湯」700円なり。
6年前に敗退した山です。気になっていて、また挑戦したいと思っています。
ちなみに隊長は翌年リベンジしています。
エバさんの夫婦登山はいいですね。
うちは隊長が、かっ飛び過ぎて隊員は置いてきぼりになります。
少しずつですが以前のような山行ペースに
なりつつあります (でもいつ崩れるかわかりません)
GPSルート図を探して隊長のブログも拝見しました。当時と違って今年は雪が多く意外と
簡単に登頂出来ると思います。下りのスキーは
オープンバーン・・という訳には行きませんが
そりなりにパウダーを楽しめましたよ。
隊長の行動を見ていて、私も同感です。
色々な壁に挑んでいるようである意味羨ましい
のですが、パブマルさんも連れっててよ・・
だよね。4月積丹に集中かも・・またね。
足はやはり元に戻りませんでした。大変ご心配をかけました。
しかし7月にはまた寄せて頂きます。
しかし、良く積もっていますね!
雪が積もればテントとスキー板を担ぎ仲間と寝に行った事を思い出します。もう今は昔ですが…!
雪の色も綺麗ですね!
流石は北海道ですね!
チャーヤン余裕ですね!流石です。北海道の人は男女共に豪快ですね!爪の垢を下さい。
元に戻らないですか・・・残念です。
事故って思ってる以上に怖いですね。
でもめげずにリハビリやって下さいね。
北海道の夕張や岩見沢は豪雪となり
死者も出てしまいました。山も所により
豪雪ですが、下界はもういらないと言われて
ますよ。新ヒュッテの土台工事4月から再開します。
7月にはだいぶ形になってると良いのですが。
今年も再会を楽しみにしています。