HYML(北海道の山メーリングリスト)恒例
三段山オフミ山行に参加してきました
★ 三段山オフミ・・・
1999年12月に発足したHYML(北海道の山メーリングリスト)、今年で早15年目を迎え会員も730名
を数える大所帯に成長した。北海道の山情報をネット上(メーリング)で投稿し、リアルタイムな山情報を
共有する事でより正確な山の計画や安全登山に繋がる準備も可能になって来た。
このメーリング組織の存在で多くの方が、これまで知り得なかった山情報がネット上から手に入り安心
した登山と難しかった念願の山へ挑戦も可能となった方も多いのではないだろうか。
登山の経験も技術も違うメンバー、ビギナーからベテラン、若者から老人に至る老若男女・・・とにかく
色々な方たちが加入しているHYMLですが、ネット繋がりの組織である以上その情報の真意を確かめる
術はありません。当時特に山行タイムでは色々苦情めいたメールが流れたと聞いています。
情報提供者が登り2時間で登れた山でも、挑戦者は4時間掛かった・・・という例もあり、あくまでも
参考のタイムであることを知って登る必要があります。自分のレベルを知った上ですべて自己責任で登
る、この基本姿勢は、メーリングリストメンバーとしての常識であることは根付いて来ました。
三段山オフミは、12月~3月まで毎月計画され「湯治」「温泉」「読書」「雪遊び」「山スキー」
「スノボー」「スノーシュー」「ドライブ」「飲酒」等々、参加される方の目的は自由です。
吹上温泉・白銀荘を舞台に日帰りでも一泊でも制限はありません。
見ず知らぬ者同士が一堂に集まり正に親睦と交流の場として開催されるオフミだと思っています。
そんなオフミに今年も参加して来ました・・・。
【1月11日(土)】
三段山 (1748m)
■ 山 行 日 2014年1月11日(土) 日帰り
■ ル ー ト 白銀荘ルート
■ メ ン バ ー コージさん、inoueさん、マリッカさん、佳津子さん、iwaさん、P級長さん
りょうさん、ほっしーさん、今konさん、ツボさん、チョーさん、エバ
■ 登 山 形 態 山スキー Or スノーボード
■ 地 形 図 1/25000地形図 「白金温泉」
■ 三角点・点名 三角点無し
■ コースタイム 山行タイム無し
通称二段目付近(1300m前後)まで 登り1時間30分、下り約30分
★ 吹雪・・・
各自9:30白銀荘集合に合わせて現地入りしていた。
集まっているメンバーですぐに三段山へ登行を予定していたが、吹雪模様に足が遠のく・・・
取りあえず荷物を白銀荘に入れて様子を見ようという事になった。
久しぶりの再会メンバーたちと挨拶を交わしすぐにでも「一杯!」やりたいところだが・・・
そう思うのは私くらいでみんなスキーを楽しみたいメンバーたちだ。
指定された場所に荷物を置き、ブラブラと外の様子を見る・・・降ったり止んだりを繰り返しながら
山に向かう登行者が一人二人と出て来て、私たちも行ける所までと決めて出発することにした。
★ 2時間・・・
今回しっかりした記帳は取っていないので「記憶」だけである。
更に写真を撮ろうと思ったら1枚目から「バッテリー切れ」でシャッターが切れない不始末。
(いや、満充電だったから寒さで一時的にバッテリーが上がったものだった・・)
白銀荘前から一応に集まったメンバーは12名と記憶している。
別グループで参加していたクリさんにビーコンチェックをお願いしてスタート・・・
充分過ぎる深雪に付いたトレースを辿って三段山を目指した。
雪の感覚は最高のパウダーを思わせ上からの滑降が楽しみなくらい良質の雪質・・と最初は思った。
次第に高度を上げて行きながら時々トレースから外れて深雪に入ると違和感を感じた。
スキーはすっぽりと埋まるも次の一歩が出て来ない。締まった重い雪質だった。
下山して来たスキーヤーに尋ねてもやはり同じ印象のようで深雪ではスキーが止まると言う。
期待をよそに更に高度を上げつつ隊列は進むが、標高1300mを越えた通称二段目に登った頃から
天候は急変していた。視界を遮る吹雪と気温の低さ(-15℃)に皆一様に納得の表情である。
誰ともなく「今日はここで終了」と言う声に全員納得する。
ここまで約1時間30分の登行だった。吹雪の中で軽く行動食を食べてシールを外した。
今年初めての深雪を楽しむスタートである。
敢えて深雪を選びシュプールを描こうとするも最初のターンでスキーは止まってしまった。
転びそうになりながら「あらら・・」と言う感じでまた挑戦する。
上手い人は重雪の深雪でも綺麗に滑っているが、私にはそう滑る事が出来なかった。
あとはトレースを利用してスピードを付けその後深雪に入ってなんとか・・の繰り返しだ。
高度を下げた一段目の斜面が一番パウダーで楽しかった。
その一段目だけ登り返して楽しむメンバーも一部居たが、もうビールが飲みたくなった私である。
下りは30分で終了し往復2時間のウオーミング登行は終了する。
後から到着した参加者もそれぞれ三段山を目指してアップしたが皆さん二段目付近で下山したと
いう事で夕方には予定の参加者全員が顔を揃えた。
三段山オフミ 1月11日参加の皆さんですが一部写っていない人も・・・(誰だ?)
【賄い担当】
初日の参加者は26名でした。夕食と翌日の朝食を担当する賄いはコージさんです。
男料理に舌鼓・・・最高の「手巻き寿司」と「つみれ汁」でした。
翌朝は「ホットドック」とコーヒーも美味しく頂きました。ありがとう。
【1月12日(日)】
富良野岳ジャイアント尾根
■ 山 行 日 2014年1月12日(日) 日帰り
■ ル ー ト 富良野岳北西尾根ルート
■ メ ン バ ー 山おじさん、一司さん、ルンルン室蘭さん、りょうくん、ほっしーさん、inoueさん
マリッカさん、佳津子さん、チョーさん、iwaさん、エバ
■ 登 行 形 態 山スキー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「白金温泉」「十勝岳」
■ 三角点・点名 一等三角点・点名「神女徳岳(カムイメトクダケ)」
★ 二日酔い・・・
昨日は三段山から降りて来て昼過ぎから飲み始めてしまった。
賄いの手伝いもろくにせず白銀荘の大広間は完全に「つぼ岳」の会場に変わっていた。
解放感に慕っている私のテンションは高い。出される酒は何でも飲み干し、持参した自慢の酒も提供
して留まるところ知らず・・・である。ほんまに酒にはだらしない男だ。
消灯の22時過ぎには倒れるように布団に伏してしまったが、一部はもう少し飲み語り合っていた
ようだった。苦情もあったようで気を付けたい「つぼ岳」である。
朝は辛い・・・
8:00出発に合わせて早朝に起床し朝風呂を楽しむメンバー。
そんな中体調の思わしくないメンバーは幸い?私だけではないようだ。
完全に「二日酔い」だった・・・(反省)
★ ジャイアント尾根・・・
HYML編として発行された「北海道雪山ガイド」でも紹介された富良野岳ジャイアント尾根。
極寒ゆえの抜群の雪質と十勝岳連峰の大展望は今や人気ルートとして週末には多くのスキーヤーが
楽しんでいる。コースガイドは是非本を購入して見て頂きたいが、登山口の砂防ダムで標高はすでに
1000mありジャイアント尾根の登りはせいぜい1500m付近までなので標高差は500mだ。
トレースさえあれば約2時間の登行で達し、落差約300mのパウダーが堪能出来る。
スキーが苦手な私でもこの雪質は雲上の気分が楽しめ「俺って上手い?」とつい勘違いするほどだ。
体調の悪さは登って直す・・・その意気で参加した。
このルートに参加したメンバーは11名と記憶している。他に山ちゃんを中心とする別パーティーが
組まれ先行する。白銀荘に残った他のメンバーも三段山や前十勝岳などを目指しそれぞれの力量に
合わせて山を楽しんだと聞いている。
私が言うのもおこがましいが、冬山初心者の方は単独での登行は絶対に避け経験者の同行を伴なって
入山してほしい。事故のないよう準備はそれなりに必要なのは当然の事である。
ジャイアント尾根への登り・・・
★ 別人へ・・・
ジャイアント尾根では、ちょっとしたハプニングがあって隊を一時二分した。
一本目の滑降を終えて登り返そうとシールを付けようとしたがまったくスキーに粘着せず、更に止め金
部分がちぎれてシールが外れてしまったのだ。応急処置に時間が掛かりテンションが下がり気味で
急きょ下山する事にした。しばらく処置を待っていたメンバーにはその旨を伝え別れることになった。
下山したのは私だけでは無くチョーさんもシールと流れ止めの故障、ルンルン室蘭さんも不調気味で
iwaさんが引率役で付き合ってくれた。処置用のテープを忘れていてiwaさんにお世話になった。
ゆっくりと下山していると、途中で分かれたメンバーと偶然合流した。
ここからメンバー揃っての下山で何よりだった。反省もあったが今日も楽しい山行で満足だ。
さぁ・・・白銀荘に戻ってからは別人のエバである。
今日の賄い役が私なのだ・・・。
2日目のオフミスタート・・・ちょっとピンボケでしたぁ~
【賄い担当】
2日目の賄いは、私が担当を引き受けた。
夕食メニューはエバ風「具沢山のたら鍋」とごはんである。
真鱈と国産豚バラ、豆腐、長ネギ、白菜、ニンジン、ジャガイモ、エノキダケ、エビとカニのすり身等々
翌朝は、「煮込みうどん」とごはんでした。
昨日の鍋の残し汁での煮込みうどんも好評でした。
「美味しい」と言ってくれて賄い冥利に尽きました・・・です。皆さんのご協力ありがとう。
【1月13日(祝月)】
タケノコ山 (1039m)
■ 山 行 日 2014年1月13日(祝月) 日帰り
■ ル ー ト タケノコ山北東尾根ルート
■ メ ン バ ー iwaさん、山おじさん、一司さん、ルンルン室蘭さん、チョーさん、コージさん
佳津子さん、P級長さん、泉さん、エバ
■ 登 山 形 態 山スキーorスノーボード
■ 地 形 図 1/25000地形図 「幾寅」
■ 三角点・点名 三角点・点名無し
■ コースタイム(概ね) 登り 2時間10分 下り 1時間
★ 初ルート・・・
1月三段山オフミも最終日を迎える。
昨夜泊まった16名中10名が「タケノコ山」に行く事になった。
タケノコ山は、南富良野町「かなやま湖」の南側に連なる社満射岳の東となりに位置し、
南ふらのスキー場からも南尾根伝いに辿る事も出来る。地形図上には標高点のみで山名は無く
山名の由来は不明であるが地元では通称として呼ばれている山名らしい。
私も2007年1月に2度「社満射岳(1062m)」を目指してタケノコ山を経由していたが
ルートはいずれも南ふらのスキー場からで今回の北東尾根ルートは始めてだった。
また、タケノコ山は1000m超峰であっても通称名であり社満射岳登行時の通過点という
認識でエバ夫婦のリストには加えていなかった山である。
オフミ初日に山ちゃんグループと泉さんが単独で登っていて「最高のパウダーだったよ」と
聞かされて行きたくなった。白銀荘からは約2時間の距離があるが大雪予報の岩見沢方面を
避けて占冠経由で室蘭や札幌方面に帰る場合はそれほど苦にならない場所だったのでここに
決めてパウダーを期待した。
10:00 スタート
登山口は、南ふらのスキー場を右に見ながら幾寅内藤地区の零号線を南下する。
道路が内藤の沢川と交差する付近の民家前に駐車スペースがありここに停める。
ただ、除雪がされていれば更に奥まで林道が続いているのでRV系4WDなら最終除雪地点まで
車で入ると便利だ。
私たちは駐車地からのスタートで、しばらく林道をスキーで歩いた。
取付きはタケノコ山の北東斜面450m付近ですでにしっかりしたトレースと滑降の跡がありひたすら
辿るだけである。ここもまた本がもたらしメジャーになってしまったルートだろうか?
北東尾根の600m付近から斜度がキツクなり大きくジグを切ったトレースとなる。
ジャイアントも同様に自分でラッセルせずに人の跡を辿るのは非常に楽ではあるが、
やはり面白味は半減する。とは言え、経験者の同行は心強く安心の登行に違いない。
950m付近で南ふらのスキーから繋がる南尾根と合流し、ほどなくタケノコ山頂上に着く。
何組かの先行グループと出合うも早々に北東斜面を滑降し、良いとこは全部彼らのものだ。
スタートは意気揚々と元気が良い・・・
北東尾根へ最後の斜面を登る・・・
北東尾根とスキー場からの南尾根合流点950m付近を登る・・
タケノコ山北東尾根から望む 社満射岳(1063m)
★ 大満足・・・
12:15 タケノコ山頂上
全員無事頂上に到着。早々に集合写真を撮り軽い行動食と温かい飲み物を頂く。
2日前二度登り返し三斜面を堪能した泉さんは先行して下山滑降する。
頂上でのんびりしていた私はその姿を見る事も無く斜面取付きまで移動した。
下りる斜面は、登って来た北東尾根のすぐとなりの斜面で一面のオープンバーンが下まで続いている。
すでにいくつもの滑降トレースで交わり新雪気分は薄らぐも急斜度にドキドキ感は隠せず不安で足が
止まった。でも意を決して突っ込み3度の雪だるまを体験して無事下まで降りる事が出来た。
下りも登り返しが無いようなトレース頼りに下山し大満足の北東斜面だった。
帰りの林道も比較的スキーが滑りあっという間の駐車場着だった。
帰路では南富良野幾寅で食事をして別れ、短く感じた3日間のオフミ終了である。
タケノコ山(1039m) 頂上にて
三段山オフミ山行に参加してきました
★ 三段山オフミ・・・
1999年12月に発足したHYML(北海道の山メーリングリスト)、今年で早15年目を迎え会員も730名
を数える大所帯に成長した。北海道の山情報をネット上(メーリング)で投稿し、リアルタイムな山情報を
共有する事でより正確な山の計画や安全登山に繋がる準備も可能になって来た。
このメーリング組織の存在で多くの方が、これまで知り得なかった山情報がネット上から手に入り安心
した登山と難しかった念願の山へ挑戦も可能となった方も多いのではないだろうか。
登山の経験も技術も違うメンバー、ビギナーからベテラン、若者から老人に至る老若男女・・・とにかく
色々な方たちが加入しているHYMLですが、ネット繋がりの組織である以上その情報の真意を確かめる
術はありません。当時特に山行タイムでは色々苦情めいたメールが流れたと聞いています。
情報提供者が登り2時間で登れた山でも、挑戦者は4時間掛かった・・・という例もあり、あくまでも
参考のタイムであることを知って登る必要があります。自分のレベルを知った上ですべて自己責任で登
る、この基本姿勢は、メーリングリストメンバーとしての常識であることは根付いて来ました。
三段山オフミは、12月~3月まで毎月計画され「湯治」「温泉」「読書」「雪遊び」「山スキー」
「スノボー」「スノーシュー」「ドライブ」「飲酒」等々、参加される方の目的は自由です。
吹上温泉・白銀荘を舞台に日帰りでも一泊でも制限はありません。
見ず知らぬ者同士が一堂に集まり正に親睦と交流の場として開催されるオフミだと思っています。
そんなオフミに今年も参加して来ました・・・。
【1月11日(土)】
三段山 (1748m)
■ 山 行 日 2014年1月11日(土) 日帰り
■ ル ー ト 白銀荘ルート
■ メ ン バ ー コージさん、inoueさん、マリッカさん、佳津子さん、iwaさん、P級長さん
りょうさん、ほっしーさん、今konさん、ツボさん、チョーさん、エバ
■ 登 山 形 態 山スキー Or スノーボード
■ 地 形 図 1/25000地形図 「白金温泉」
■ 三角点・点名 三角点無し
■ コースタイム 山行タイム無し
通称二段目付近(1300m前後)まで 登り1時間30分、下り約30分
★ 吹雪・・・
各自9:30白銀荘集合に合わせて現地入りしていた。
集まっているメンバーですぐに三段山へ登行を予定していたが、吹雪模様に足が遠のく・・・
取りあえず荷物を白銀荘に入れて様子を見ようという事になった。
久しぶりの再会メンバーたちと挨拶を交わしすぐにでも「一杯!」やりたいところだが・・・
そう思うのは私くらいでみんなスキーを楽しみたいメンバーたちだ。
指定された場所に荷物を置き、ブラブラと外の様子を見る・・・降ったり止んだりを繰り返しながら
山に向かう登行者が一人二人と出て来て、私たちも行ける所までと決めて出発することにした。
★ 2時間・・・
今回しっかりした記帳は取っていないので「記憶」だけである。
更に写真を撮ろうと思ったら1枚目から「バッテリー切れ」でシャッターが切れない不始末。
(いや、満充電だったから寒さで一時的にバッテリーが上がったものだった・・)
白銀荘前から一応に集まったメンバーは12名と記憶している。
別グループで参加していたクリさんにビーコンチェックをお願いしてスタート・・・
充分過ぎる深雪に付いたトレースを辿って三段山を目指した。
雪の感覚は最高のパウダーを思わせ上からの滑降が楽しみなくらい良質の雪質・・と最初は思った。
次第に高度を上げて行きながら時々トレースから外れて深雪に入ると違和感を感じた。
スキーはすっぽりと埋まるも次の一歩が出て来ない。締まった重い雪質だった。
下山して来たスキーヤーに尋ねてもやはり同じ印象のようで深雪ではスキーが止まると言う。
期待をよそに更に高度を上げつつ隊列は進むが、標高1300mを越えた通称二段目に登った頃から
天候は急変していた。視界を遮る吹雪と気温の低さ(-15℃)に皆一様に納得の表情である。
誰ともなく「今日はここで終了」と言う声に全員納得する。
ここまで約1時間30分の登行だった。吹雪の中で軽く行動食を食べてシールを外した。
今年初めての深雪を楽しむスタートである。
敢えて深雪を選びシュプールを描こうとするも最初のターンでスキーは止まってしまった。
転びそうになりながら「あらら・・」と言う感じでまた挑戦する。
上手い人は重雪の深雪でも綺麗に滑っているが、私にはそう滑る事が出来なかった。
あとはトレースを利用してスピードを付けその後深雪に入ってなんとか・・の繰り返しだ。
高度を下げた一段目の斜面が一番パウダーで楽しかった。
その一段目だけ登り返して楽しむメンバーも一部居たが、もうビールが飲みたくなった私である。
下りは30分で終了し往復2時間のウオーミング登行は終了する。
後から到着した参加者もそれぞれ三段山を目指してアップしたが皆さん二段目付近で下山したと
いう事で夕方には予定の参加者全員が顔を揃えた。
三段山オフミ 1月11日参加の皆さんですが一部写っていない人も・・・(誰だ?)
【賄い担当】
初日の参加者は26名でした。夕食と翌日の朝食を担当する賄いはコージさんです。
男料理に舌鼓・・・最高の「手巻き寿司」と「つみれ汁」でした。
翌朝は「ホットドック」とコーヒーも美味しく頂きました。ありがとう。
【1月12日(日)】
富良野岳ジャイアント尾根
■ 山 行 日 2014年1月12日(日) 日帰り
■ ル ー ト 富良野岳北西尾根ルート
■ メ ン バ ー 山おじさん、一司さん、ルンルン室蘭さん、りょうくん、ほっしーさん、inoueさん
マリッカさん、佳津子さん、チョーさん、iwaさん、エバ
■ 登 行 形 態 山スキー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「白金温泉」「十勝岳」
■ 三角点・点名 一等三角点・点名「神女徳岳(カムイメトクダケ)」
★ 二日酔い・・・
昨日は三段山から降りて来て昼過ぎから飲み始めてしまった。
賄いの手伝いもろくにせず白銀荘の大広間は完全に「つぼ岳」の会場に変わっていた。
解放感に慕っている私のテンションは高い。出される酒は何でも飲み干し、持参した自慢の酒も提供
して留まるところ知らず・・・である。ほんまに酒にはだらしない男だ。
消灯の22時過ぎには倒れるように布団に伏してしまったが、一部はもう少し飲み語り合っていた
ようだった。苦情もあったようで気を付けたい「つぼ岳」である。
朝は辛い・・・
8:00出発に合わせて早朝に起床し朝風呂を楽しむメンバー。
そんな中体調の思わしくないメンバーは幸い?私だけではないようだ。
完全に「二日酔い」だった・・・(反省)
★ ジャイアント尾根・・・
HYML編として発行された「北海道雪山ガイド」でも紹介された富良野岳ジャイアント尾根。
極寒ゆえの抜群の雪質と十勝岳連峰の大展望は今や人気ルートとして週末には多くのスキーヤーが
楽しんでいる。コースガイドは是非本を購入して見て頂きたいが、登山口の砂防ダムで標高はすでに
1000mありジャイアント尾根の登りはせいぜい1500m付近までなので標高差は500mだ。
トレースさえあれば約2時間の登行で達し、落差約300mのパウダーが堪能出来る。
スキーが苦手な私でもこの雪質は雲上の気分が楽しめ「俺って上手い?」とつい勘違いするほどだ。
体調の悪さは登って直す・・・その意気で参加した。
このルートに参加したメンバーは11名と記憶している。他に山ちゃんを中心とする別パーティーが
組まれ先行する。白銀荘に残った他のメンバーも三段山や前十勝岳などを目指しそれぞれの力量に
合わせて山を楽しんだと聞いている。
私が言うのもおこがましいが、冬山初心者の方は単独での登行は絶対に避け経験者の同行を伴なって
入山してほしい。事故のないよう準備はそれなりに必要なのは当然の事である。
ジャイアント尾根への登り・・・
★ 別人へ・・・
ジャイアント尾根では、ちょっとしたハプニングがあって隊を一時二分した。
一本目の滑降を終えて登り返そうとシールを付けようとしたがまったくスキーに粘着せず、更に止め金
部分がちぎれてシールが外れてしまったのだ。応急処置に時間が掛かりテンションが下がり気味で
急きょ下山する事にした。しばらく処置を待っていたメンバーにはその旨を伝え別れることになった。
下山したのは私だけでは無くチョーさんもシールと流れ止めの故障、ルンルン室蘭さんも不調気味で
iwaさんが引率役で付き合ってくれた。処置用のテープを忘れていてiwaさんにお世話になった。
ゆっくりと下山していると、途中で分かれたメンバーと偶然合流した。
ここからメンバー揃っての下山で何よりだった。反省もあったが今日も楽しい山行で満足だ。
さぁ・・・白銀荘に戻ってからは別人のエバである。
今日の賄い役が私なのだ・・・。
2日目のオフミスタート・・・ちょっとピンボケでしたぁ~
【賄い担当】
2日目の賄いは、私が担当を引き受けた。
夕食メニューはエバ風「具沢山のたら鍋」とごはんである。
真鱈と国産豚バラ、豆腐、長ネギ、白菜、ニンジン、ジャガイモ、エノキダケ、エビとカニのすり身等々
翌朝は、「煮込みうどん」とごはんでした。
昨日の鍋の残し汁での煮込みうどんも好評でした。
「美味しい」と言ってくれて賄い冥利に尽きました・・・です。皆さんのご協力ありがとう。
【1月13日(祝月)】
タケノコ山 (1039m)
■ 山 行 日 2014年1月13日(祝月) 日帰り
■ ル ー ト タケノコ山北東尾根ルート
■ メ ン バ ー iwaさん、山おじさん、一司さん、ルンルン室蘭さん、チョーさん、コージさん
佳津子さん、P級長さん、泉さん、エバ
■ 登 山 形 態 山スキーorスノーボード
■ 地 形 図 1/25000地形図 「幾寅」
■ 三角点・点名 三角点・点名無し
■ コースタイム(概ね) 登り 2時間10分 下り 1時間
★ 初ルート・・・
1月三段山オフミも最終日を迎える。
昨夜泊まった16名中10名が「タケノコ山」に行く事になった。
タケノコ山は、南富良野町「かなやま湖」の南側に連なる社満射岳の東となりに位置し、
南ふらのスキー場からも南尾根伝いに辿る事も出来る。地形図上には標高点のみで山名は無く
山名の由来は不明であるが地元では通称として呼ばれている山名らしい。
私も2007年1月に2度「社満射岳(1062m)」を目指してタケノコ山を経由していたが
ルートはいずれも南ふらのスキー場からで今回の北東尾根ルートは始めてだった。
また、タケノコ山は1000m超峰であっても通称名であり社満射岳登行時の通過点という
認識でエバ夫婦のリストには加えていなかった山である。
オフミ初日に山ちゃんグループと泉さんが単独で登っていて「最高のパウダーだったよ」と
聞かされて行きたくなった。白銀荘からは約2時間の距離があるが大雪予報の岩見沢方面を
避けて占冠経由で室蘭や札幌方面に帰る場合はそれほど苦にならない場所だったのでここに
決めてパウダーを期待した。
10:00 スタート
登山口は、南ふらのスキー場を右に見ながら幾寅内藤地区の零号線を南下する。
道路が内藤の沢川と交差する付近の民家前に駐車スペースがありここに停める。
ただ、除雪がされていれば更に奥まで林道が続いているのでRV系4WDなら最終除雪地点まで
車で入ると便利だ。
私たちは駐車地からのスタートで、しばらく林道をスキーで歩いた。
取付きはタケノコ山の北東斜面450m付近ですでにしっかりしたトレースと滑降の跡がありひたすら
辿るだけである。ここもまた本がもたらしメジャーになってしまったルートだろうか?
北東尾根の600m付近から斜度がキツクなり大きくジグを切ったトレースとなる。
ジャイアントも同様に自分でラッセルせずに人の跡を辿るのは非常に楽ではあるが、
やはり面白味は半減する。とは言え、経験者の同行は心強く安心の登行に違いない。
950m付近で南ふらのスキーから繋がる南尾根と合流し、ほどなくタケノコ山頂上に着く。
何組かの先行グループと出合うも早々に北東斜面を滑降し、良いとこは全部彼らのものだ。
スタートは意気揚々と元気が良い・・・
北東尾根へ最後の斜面を登る・・・
北東尾根とスキー場からの南尾根合流点950m付近を登る・・
タケノコ山北東尾根から望む 社満射岳(1063m)
★ 大満足・・・
12:15 タケノコ山頂上
全員無事頂上に到着。早々に集合写真を撮り軽い行動食と温かい飲み物を頂く。
2日前二度登り返し三斜面を堪能した泉さんは先行して下山滑降する。
頂上でのんびりしていた私はその姿を見る事も無く斜面取付きまで移動した。
下りる斜面は、登って来た北東尾根のすぐとなりの斜面で一面のオープンバーンが下まで続いている。
すでにいくつもの滑降トレースで交わり新雪気分は薄らぐも急斜度にドキドキ感は隠せず不安で足が
止まった。でも意を決して突っ込み3度の雪だるまを体験して無事下まで降りる事が出来た。
下りも登り返しが無いようなトレース頼りに下山し大満足の北東斜面だった。
帰りの林道も比較的スキーが滑りあっという間の駐車場着だった。
帰路では南富良野幾寅で食事をして別れ、短く感じた3日間のオフミ終了である。
タケノコ山(1039m) 頂上にて
ありがとうございます。初対面や初同行も緊張した
でしょうが、お酒を飲みながら共通した話題の宴は
すぐに打ち解けて楽しいですね
今回、詳しい記録も取らず記憶だけで載せたページ
で申し訳ありません。皆さんとの楽しい場であった事
をただ強調したかったんです・・(笑)
是非、2月の三段山にもご参加下さい。
一司さん、ルンルンさんも誘ってね。
私も参加します
集合写真まで撮ってしまうと参加されて皆さんも届けたいと言うのが正直なところかな・・・
飲んで食べて遊んで浸かって・・・
私は2月も参加の予定ですが、またiwaさんと一緒になる集まりを楽しみにしてます。またよろしくね。