エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

ニセコ・神仙沼巡りで紅葉狩り・・

2022年10月16日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
ニセコ・神仙沼巡りで紅葉狩り

【10月13日 (木) 】  快晴
狩場山から下山後、麓の千走川温泉で汗を流し出て来ると外はもう暗かった。
当初は、島牧村の「よってけ!島牧」道の駅で車中泊する予定だったが、海の傍で寒いかもという
事で黒松内まで戻る事にした。

夕食は、黒松内セコマのカツ丼とラーメンそして冷たい缶ビール、そしてBGMである。
心地良い疲れと温泉で温まった身体だから安着の膳はこれで充分なのだ。これもまたエバ夫婦らし
いと自分で思う。

就寝は20時過ぎ、翌朝5時過ぎの起床。だからたっぷり9時間の睡眠は家でも無い。
起床後は、いつものようにコーヒーから始まり、まったりとした車での時間を過ごしながら車中で
今日の行動を話し合う・・。

昨日からチーヤンが希望していた「ニセコ・神仙沼巡り」に決定。紅葉が見られれば尚良いが、そ
れ以上に雲一つない快晴の13日にテンションは上がる。



レストハウス前の遊歩道入口からスタート・・・

★ 無雪期の神仙沼巡りは始めて・・・
散策の記録は、YAMAPを起動しただけでノートには記する事なくのんびり歩く事にした。
スタート地点は、ニセコ・パノラマライン (道道66号線) のレストハウスと広い駐車場のある所。
現地に着いたのは8時頃で、数台の車が停まっているだけだった。トイレもレストハウスもまだ
営業前。霜が降りる冷え込みも快晴なので徐々に気温は上がって行く。しかし、遊歩道の木道に
は一部霜の付いたところもあり慎重に歩く事にした。

何度か訪れているこの場所も積雪期のみで、無雪期に来たのは始めてだと思う。スタート地点は
同じでも、スキーを履いて神仙沼の上を歩き、シャクナゲ岳まで目指すルートなのだ。

木道の一部は、腐食していたが丁度修復作業が行われている最中で、交換する新しい板や道具が
デポされていたので、これから作業員が来るのだろうと思った。遊歩道には、順路を始め案内板
も設置されて、各分岐ではどっちに行こうかとワクワクする少年の心だ。・・・なんて。

もう花の時期では無いので、お目当ては湿地帯の「池塘」と「神仙沼」からの風景、そして紅葉
も楽しみの一つだった。



遊歩道の木道を歩き始める・・・




現在地から順路に従って神仙沼まで行き、池塘を廻って現在地に戻り次は長沼へ


池塘の風景




池塘にて


池塘とチセヌプリ (1134m)


神仙沼に向かう木道・・・


「神仙沼」①


「神仙沼」②


「神仙沼」③


再び池塘とチセヌプリ


池塘の順路に従って歩く・・・


枯草と池塘そして周りのエゾ松やダケカンバの風景が神秘的である・・・






ミネカエデの黄葉


人口沼の「長沼」まで足を伸ばす・・・一変した風景だった


正面に聳えるチセヌプリ・・・

★ 次は無雪期のチセにも行きたいね・・・
夫婦で1000m超峰を目指し始めた頃、札幌周辺にも未踏峰が沢山あって良く訪れたのがニセコ
連山である。ほとんどが冬期か残雪期でスキーを楽しみながら初登頂を重ねて来た場所だ。無雪期
にも登ってはいるが、神仙沼コースからはまだ未踏である。

いつか機会を見付けてこのコースからも登って見たいね・・・とプチ会話があった。



復路、長沼の分岐点にて・・・登山路の案内板でもある


「コナラ」の黄葉①


「コナラ」の黄葉②


ちょっと色づいたミネカエデ




出発点のレストハウスと駐車場に戻る・・・

★ 展望台まで200m・・・
のんびり過ぎる程ゆっくり巡った神仙沼の遊歩道だったが、2時間も掛からずに駐車場に戻ると、
もう観光客のバスや自家用車で一杯だった。平日なのに・・・と思うが、私たちのような暇な方た
ちが多いと言う事なのかね? 笑

時間も甘し、展望台にも行って見る事に。駐車場からは200mほどの遊歩道を歩けば、眼下に広
がる泊村市街地と日本海そして積丹半島の山々も見渡す事が出来た。紅葉はすでに終えたのか?遊
歩道に映えたミネカエデの黄葉だけが印象に残っている・・・。



青空に映えるミネカエデの黄葉








展望台からは「泊村」と日本海を一望する・・・



★ 安着のご褒美・・・
のんびりした帰路での散策を終えて、ニセコ道の駅で野菜類を購入。その後、千歳にも立ち寄って
ホタテとサンマを買い、自宅のベランダでミニBBQの安着会とした。



1泊2日のプチ遠征から帰宅して安着はホタテとサンマで一杯・・・



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