友人夫婦との温泉旅と初滑り・・

友人夫婦との温泉旅・・・白銀荘と三段山初滑り
(小学校からの同級生つぶちゃん夫婦が感動の雪と冬山体験・・)

■　２０１１年１２月１３日(火)～１４日(水)　　　１泊２日


12/13 吹上温泉　白銀荘にて安着の乾杯をするエバ夫婦とつぶちゃん夫婦

★　プロローグ・・・

　つぶちゃんとエバは小学校以来の同級生・・・
中学、高校、専門学校も一緒だったから、かれこれ４７年くらいの付き合いになる。親友と言うより親戚に
近い身近な友人の一人だ。生まれ故郷「むかわ町」に在住し休日はゴルフや夫婦で日帰り温泉めぐりが
趣味と話していた。ここ吹上温泉白銀荘の湯も日帰りでは入浴済みだったようだが、宿泊は経験が無く
機会があれば・・と狙っていた宿だったらしい。

先月つぶちゃんの家に遊びに立寄っての話で、是非「１泊で白銀荘に行かないか」と盛り上がり具体的な
話に発展していったのがキッカケだった。


★　まずは温泉・・・

　宿に到着して早々、まずは安着するのが世の常？
二部屋しかない個室を貸切その一部屋でまずは祝杯を挙げる。
今宵は日帰り入浴・・ではなく、一泊する時間と心の余裕が嬉しい。

そして、まずは温泉に浸かって旅の疲れを忘れよう・・・


雪もたっぷりの風情ある露天風呂・・は、三つある。

★　男山　純米大吟醸・・・


贅沢過ぎるほどの高級酒も友人たちと飲めば更に美味となる・・

　寄り道した美瑛町の酒屋　「土井商店」で購入した酒は全部で４本だったがすべて
消灯までに飲み尽くす豪酒ぶりだ。

チーヤンが作る鍋料理と尽きない昔話に酒を切らすほどに盛り上がった。

それにしても男山純米大吟醸は、つぶちゃんが豪語するだけあって旨い酒だったなぁ～

消灯は１０時もちょっとだけオーバーしての尽きない夜だった。



★　つぶちゃん夫婦の雪と冬山体験・・・


無理を言って始めてのスノーシューを体験してもらうことに・・・　


見る景色にすべて感動しているつぶちゃん夫婦だったが・・・


いきなりの雪山は過酷だったかも・・早々にリタイヤして二人は下山しました。

むかわ町って「北海道の南国」と言っていいほど温暖な気候で雪が少ない街です。
そんな街で生まれ育った二人にはこの銀世界は別格だったようです。

フカフカな雪、腰まで埋まる感触、慣れないスノーシュー、破裂しそうな心臓、きらきら光る樹氷

まばゆい青空、雪まとう松の大木、登りの辛さ、下りの難しさ・・・・・

何をとってもすべてが初体験・・・

後で筋肉痛になっても喜んでくれたなら嬉しいけど。

つぶちゃん　　１００ｍ　ゆみちゃん　２００ｍのスノートレッキングでした。

お疲れ様。


★　三段山シーズン初滑り・・・

当初からのお約束でつぶちゃん夫婦と別れてエバ夫婦は山へ向かった。

運良く快晴で無風。深雪もトレースがしっかり付いていたので、少しだけ今シーズン最初のスキーと雪の
感触を楽しませてもらう事に。

笹が少しだけ顔を出しているがスキーには支障ない積雪量だろう・・・


三段山の一段目の登りは、トレースも大きくジグを切って付いている。


いつも一段目を登り切って出合うこの松が好きだった


大自然を実感する目印がこの大木とこの先の樹林帯だ・・・


ここを抜けると早々に森林限界が近くなる・・・


二段目に来ると松の大木は無くなりダケカンバの疎林帯となりやがてハイ松帯となる


前十勝(1790m)を背に存分に銀世界を楽しむ・・・


今日はここまで・・二段目１３００ｍ付近の斜面で富良野岳を望んで下山


極上のパウダーもあっという間に終了・・・でもこれで丁度いいかも。

冬山装備もスキーも今シーズン初めて・・・

最高の天候と雪に恵まれて体慣らしには丁度良い訓練になったかも知れない。

お昼前には下山してつぶちゃん夫婦と合流。白銀荘で再入浴料(３００円)を払って汗を流す。



★　あっという間も・・・

こういう旅もいい・・・

そんな実感のあるＷ夫婦旅だった・・

山をまったく知らない夫婦と山しか知らない夫婦の温泉旅・・・

尽きない話で時間と酒が足りなかったけど・・・

それもまた良し。

また行こうね、つぶちゃん。



帰路で立寄った十勝岳温泉陵雲閣の横で富良野岳～三峰山を背に・・・