エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

道東プチ遠征と厚岸の牡蠣を求めて・・・

2023年10月25日 | 山紀行 (道東)
晩秋の道東プチ遠征と厚岸の牡蠣を求めて・・・
リスケ山(787m)西別岳(799m)
 又牛別岳(760m)カムイヌプリ(摩周岳)(857m)
■ 山 行 日       2023年10月23日(月)  日帰り (西別小屋前泊)
■ ル ー ト        西別コース 往復
■ メ ン バ ー        夫婦登山 №24
■ 登 山 形 態        登山道
■ 地 形 図       1/25000地形図 「摩周湖南部」
■ 三角点・点名       西別岳 二等三角点・点名「 西別岳(ニシベツダケ)」
              リスケ山、摩周岳は標高点のみ、又牛別岳は標高点も無し

■ コースタイム      登り 3時間00分    下り 2時間20分
<登り>
06:45           登山口(駐車地) 発
07:05           がまん坂はじまり   
07:25           がまん坂終わり
07:50~57        リスケ山 (787m) 頂上
08:15~20        西別岳 (799m) 頂上
08:30           又牛別岳 (760m) 頂上
09:05~12        西別岳分岐 (第一展望台コース合流点)
                カムイヌプリまで1.6㎞
09:45           カムイヌプリ (摩周岳)(857m) 頂上 

<下り>
10:10           下山開始
10:45           西別岳分岐
11:27           又牛別岳
11:35~40        西別岳
11:55           リスケ山分岐
12:10           がまん坂終わり
12:20           がまん坂はじまり
12:30           登山口(駐車地)



GPSログを地形図に移行したルート図です・・

★ 妻チーヤンの北海道百名山・・・
百名山に拘った山登りはしていないが、色々登っている内に時々意識してしまうものだ。
最近では、123座が北海道百名山と呼んでいるようだが、いつも思う。なんで123座って。

まぁ~そうは言ってもこの事に言及して論議するのは別な機会にしよう・・・。
私自身118座を百名山と位置付けたとき、2021年9月ユニ石狩岳を登って完登した事を
拙ブログでも投稿しているし、「北海道百名山」のカテゴリーを設けている事で全否定するな
にものでもない。

と言う訳で、チーヤンの北海道百名山118座の内112座が登頂済み。残る6座は、羅臼岳
(1660m)、硫黄山 (1562m)、忠別岳 (1963m)、音更山 (1932m)と西別岳、カムイヌプリだった。
この中でこの時期でも登れるのは「西別岳」と「カムイヌプリ」と決めて計画は進んだ。
休みは3日間あり天気も上々という事で遠征+プチ贅沢で厚岸の牡蠣が食べたいを加えて見た。



10/23 朝の西別小屋

★ 西別小屋340㎞のドライブ・・・
(10/22) 自宅を9:10 に出発。くもり空で気温は7℃だった。朝のニュースで旭川では
平地でも積雪を観測とあり、峠越えに備えて冬タイヤの交換を前日に済ませた。
日勝峠も6合目を過ぎる頃から道路脇に積雪があり気温は3℃まで下がった。道路は所々濡れて
いて冬タイヤ交換は正解だったと思う。
いつものルートで鹿追、上士幌、足寄、阿寒湖経由で西別小屋を目指す・・。途中、足寄町で昼
食 (両国食堂) と公共温泉 (銀河の湯) でさっぱりしたが、銀河の湯は新しい町営の温泉で始めて
だったがお気に入りになりそうだ。

西別小屋に着いたのは、16:30頃。もう陽が陰り始めすぐに暗くなった。
小屋は貸切で、キレイに掃除されて快適だった。薪ストーブに火を入れて暖め、安着と明日の成
功を祈って乾杯する。

自宅から約340㎞、7時間のドライブだったが、さほど疲れも無いチェックインだった・・。


★ 快晴・登山日和の出発・・・
(10/23) 4:30に起床。満天の星空だった・・・
まったりした朝の時間を過ごし、少しずつ後片付けと掃除をしながら出発に備える。
私は2回目、チーヤンは始めての西別小屋泊だったが、お世話になった小屋に感謝と一礼し登山
口に向かう。



出発前に小屋の前で記念撮影・・素晴らしい小屋でした。


登山口、登山ポストに記入して出発する。本日の一番手・・・

★ 全コース整備済みで快適登山・・・
5年前に登った時も登山道は整備済みで快適な登山が楽しめた。今回も完璧な整備に感謝しつつ、
ハイキング気分で登れた事は何よりだった。




登山ポストの横に立つルートマップ


朝日を背中に浴びて整備された登山道を歩き始める・・・


このコース最初のお楽しみは「がまん坂」だが、まだ始まりではない。


「がまん坂」の始まり・・・


「がまん坂」の途中・・・


「がまん坂」の終わり・・・


がまん坂が終わってもまだがまんの登りは続く・・・


ようやく「リスケ山」頂上部が近くなって来た・・


リスケ山頂上に到着・・・背景はカムイヌプリと摩周湖


リスケ山から西別岳を望む


「リスケ山 (787m) 」チーヤンは初登頂!


リスケ山から西別岳までは尾根上を辿る


まもなく「西別岳 (799m) 」


「西別岳 (799m) 」チーヤン初登頂!北海道百名山113座目。


少し移動したところからカムイヌプリと摩周湖を望む


地形図には山名の無い「又牛別岳 (またうしべつだけ)(760m) 」標識があるとやっぱり撮ってしまうね・・・


頂上からまた摩周湖も撮ってしまう絶景だ!


頂上から雲に隠れた斜里岳を望む・・・


いよいよカムイヌプリへの縦走路へ・・整備されて歩き易い、最高です。


西別岳分岐 (第一展望台コースの合流点)  ここからカムイヌプリまで1.6㎞。

★ チーヤン 114座目登頂・・・
最後の「頂上まで400m」 標識に踊らされて急登の石の階段を登るが、中々着かず息が切れる。
分岐から1.6㎞ だから軽く考えていたが大間違いだった。最後の400m は、正に地獄の登り
結局、分岐から30分も掛ってようやく頂上に着いた。

初登頂で先に登っていたチーヤンのタイムで9:45だったので、登り3時間だった。
途中で抜かれた単独の女姓とは、頂上下で交差しご挨拶だけする。頂上は貸切で登頂を喜んだ。
拘っていない百名山でも、残り僅かと知ると登らせたくなるので今回の2座登頂は良いタイミン
グだったと思う。
あと4座は是非来年中には終わらせたいものだ。

暫し頂上で眺望を楽しみながらゆっくり休んだ。



頂上から望む摩周湖の北側


北西にある855の岩峰と摩周湖


「カムイヌプリ (摩周岳)(857m) 」チーヤン初登頂!


高所恐怖症の私・・・実は、結構ビビってました 笑


もう一枚は、やはり摩周湖を入れたいね!


頂上から辿って来た西別岳~リスケ山全体を見下ろす・・・


ちょっと雲が多くなって来たカムイヌプリ頂上・・・


写真では高度感が分かり難いが、見下ろす噴火口は半端ない・・・


唯一の標識と摩周湖・・・


直下から見上げる頂上岩峰・・・

★ 山友とバッタリ再会を喜ぶ・・・
貸切の頂上を後にして下山を開始すると直下で単独の若い男性とスライドする。
その後も外国人2人組ともスライドし、月曜日なのに意外と多いねと話し始めた時である。

またまた前方に単独の女性を見たが、すぐに顔見知りの方と分かり手を振ってしまった。
近づいてようやく名前を思い出し、あいさつを交わす。久々の再会だったがヤマッパーのゆみりん
だった。ゆみりんも西別コースから登って来て登山ポストの記入を見て私と分かったらしい。
10分ほど話し込んで別れたが、ソロ登山の出来る方は尊敬しかない。



ヤマッパーの山友 「ゆみりん」とバッタリ再会・・・

★ 登り返しも苦にならず・・・
西別コースは、最初から急登で始まりリスケ山から西別岳までもアップダウンがあるコース。
更に又牛別岳からは快適な登山道とは言え、標高差約130m を下るコースなので帰路では登り
返しとなる。しかし、意外にも登り返しはなだらかで息を切らさず登る事が出来た。ただタイム
は、登りより時間が掛ってしまうようだ。



西別岳から遠望する「雄阿寒岳」と「雌阿寒岳」


見納めで振り返るカムイヌプリと摩周湖よ。ありがとう!


西別岳からリスケ山と北西別岳を望む


がまん坂への下りで終了・・・

★ 無事下山して・・・
急きょ湧き出た道東遠征。
ふと思い出したチーヤンの未踏百名山「カムイヌプリ」・・。
快適な西別小屋を今度は夫婦で泊まろう・・・。
折角だからと回り道して厚岸の牡蠣の食べ歩きもしちゃおう・・・。

印象に残った足寄の♨「銀河の湯」
厚岸の銭湯「喜楽湯」は、1912年創業で北海道で一番古い銭湯と知る。

残念だったのが、厚岸道の駅にある「コンキリエ」レストラン街は、月曜日定休だった事。

それ以外は、天気にも恵まれて良い山旅とプチ贅沢ドライブになった。
走行距離805㎞ は久々かも。やっぱり山は天気だね❕





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