エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

妻と育林コンペで伐倒作業・・

2023年03月28日 | 定年後の生活
妻と育林コンペで伐倒作業
【3月26日(日)】
いつもながら前置きがあり少し長くなる・・・。

広大な雑木林を持つ地主 (企業) の許可を得て、その一部の雑木林を無償で借り入れているのが
NPO法人「苫東環境コモンズ」。私が入会しているボランティア団体である。

通常の活動は、毎週土曜日で拠点となる雑木林と隣接する作業場 (薪ヤード)に集まり、除間伐
と運搬・玉切り・薪割り・薪積みなどを行い、出来上がった薪の販売をする事で活動費となり
雑木林の育林とフットパス構想の活動にも繋がっている。その参加実績に応じて一部の会員は
一定の薪棚を賞与されるシステムもある。

また、希望する会員一人または二人毎に、0.5ヘクタールの雑木林を与え「育林コンペ」と
呼んでそれぞれに除間伐して貰う区域がある。そこに私も与えられた雑木林があり、時間の空
いている時、何度か訪れては除間伐をして来た。雑木林の7割の樹種はコナラでその他も広葉
樹ばかりである。樹間は密で鬱蒼とした雑木林、その間伐する選木も自分で決めて、最終的に
は景観の良い美しい林を作り出す事を理想とする「コンペ」と言われる所以である。

そんな場所にシーズン初めて訪れたが、妻にも見て欲しいと二人で行ってみた。
午後から雨模様となりそうなので長居は無用で、コナラを1本だけ伐倒し、玉切りした丸太を
車に積んで帰って来た。たった1本でもその木を倒すために支障する周りの細い木を3本先に
倒し、その枝処理をしてからコナラを倒すという手間が掛かる。これだけで約2時間の作業だ
から全体の雑木林を処理するにはそれ相応の時間と手間が掛かると言うものだ・・。



コナラを倒し、玉切り作業に入ったところ・・・

作業を終えて、帰路の途中会で所有するケアセンターと呼んでいる山小屋に立ち寄った。
ここも妻は始めてだし、今度孫たちと一緒に小屋に泊って外で焚き火などをして遊びたいね
と談笑する。

林道ゲート付近に来ると、ポツンポツンと雨粒がフロントガラスに当たり、次第に本降りに
なって来た。「ホント良いタイミングで作業を止めて良かったね!」と車中の会話。お昼過
ぎでもあり、「そば哲」に寄って昼食とした。

まだ腰痛は完治した訳では無いが、少しずつ緩和しているので徐々に体を動かし、山にも登
れれば幸いと言うものだが・・・そんな、一日だった。





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