痛風からの復活・・・
夕張山系 人 漁 山 (にんりょうやま)(487m)
■ 山 行 日 2021年2月21日(日) 日帰り 曇り~小雪
■ ル ー ト 十三里林道~南東尾根と南尾根ルート 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №8
■ 登 山 形 態 山スキー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「十三里」「紅葉山」
■ 三角点・点名 四等三角点 点名「人漁山 ニンリョウヤマ」
■ コースタイム 登り 1時間33分 下り 0時間55分
<登り>
09:50 登山口(十三里林道出合)
10:20 林道分岐(C240付近)
11:23 人漁山(487m)頂上
<下り>
11:35 下山開始
11:45~55 直下の作業道(C410付近)休憩&シール外す
12:20 林道分岐(C240付近)
12:30 登山口P
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(20.12.26 のログとほぼ同じルートです) GPSログを元に地形図に移行したものです・・・地形図は140%図
★ 痛風からの復活山行・・・
2/11頃、突然発症した「痛風」左足親指の付け根が少し赤く腫れて触ると激痛が走る。
最初はどうしてこんなことが起きるのか原因も分からなかったが、妻に話をすると「それって痛風
じゃない?」と言われ、ショックを受けながらもすぐにネットで調べて見た。(いい時代です・・)
初期症状がぴったりだが、20代~30代の男性に多いとあり60過ぎのオヤジも罹るのか?と疑
問視しながらも、様子をみることに・・。
翌日、札幌に出向く用事があり元職場の後輩と飲む機会があった。一軒、二軒とハシゴして別れ、
帰宅したが、寝るまでの間に見る見る痛みが増して歩けないほどになってしまった。就寝の時は痛
み止めの薬を服用し何とか寝る事は出来たが、翌日早々に病院へ駆け込んだ次第だ。
血液検査で尿酸値を測定し、のちに「痛風」と診断された。尿酸値を下げる薬と痛み止めの薬を処
方され今は痛みも無く腫れもかなり引いた感じだ。アルコールはまた飲み始めているので、尿酸値
はどうなっているか?でも山は、復活して見ようと選択した人漁山である。
前回、昨年の12月にスノーシューで登った時、「もっと雪があればスキーでも楽しめそうだね」
と夫婦の会話。もうだいぶ増えただろうとスキーで試す事にした・・。
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昨年12月と同じ登山口を選ぶ。今のところこの山に登る最短ルートかも?と確信している。
★ ルートの9割は作業道跡・・・
最初に利用する林道は「十三里林道」と言って大型車も通行出来る立派な林道だ。登山口ゲート横
から高速道路の下にある隧道を抜けると十三里林道出合となる。林道の標高250m付近から分岐
する作業道跡に方向を変え北西に進路を取る。少し登ると左側に土場跡と見られる広場があり、道
は更に奥へ繋がっている。途中不明瞭な道にも出合うが、地形をよく見るとすぐ近くに別の作業道
跡が発見出来、それらを繋げる形で高度を上げて行く。前回は、頂上尾根と言える標高点446付
近から尾根上を辿って頂上まで登ったが、下り場面で尾根下から作業道が並行してある事を知り、
今回は登りから使う事にした。トータル的に見てルートの9割は作業道跡で、登りも楽であるし、
下りのスキーも楽しめるルートとなり正解だった。
今後、冬期の遊び場所として里山的存在になった事は言うまでもない。ただ、この山域は狩猟が許
可された場所なので、冬期の入林は自粛して欲しいとの注意書きがある事を意識しなければならな
いだろう。
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トドマツの人工林の中にある林道を歩く・・・
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標高300~350付近の作業道跡を辿る・・・
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下りのスキーが楽しめそうな幅もあり疎林でもある・・・
★ やっぱりスキーは最強・・・
雪の少なかった前回の12月、スノーシューで2時間半掛ったが雪が多くなった2月スキーだと1
時間半で登ってしまった。ズボズボ埋まる事も無く、歩く場所を選ばないスキーはやっぱり最強だ
とその度に思う。とは言え、苦手な場所は痩せ尾根の急斜度で登りはクリアしても下りはビクビク
しながらズリズリ降りるしかない。
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頂上尾根下の作業道跡に咲き始めたネコヤナギの芽が春を感じさせるなぁ~
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最強の山スキーも痩せた急斜面は苦手・・・慎重に登る
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★ 3度目の登頂・・・
スキーの兼用靴を履く時だけ一瞬親指の付け根をぶつけて痛かったが、履いてしまうと全く痛みも
無く普段と変わらず山行が続けられた。頂上に登るまでは天候にも恵まれ気温も低くなく楽しめな
がら歩く事が出来た。頂上だけは吹きさらす風が強く冷たい。雪も降り始め長居は無用だった。
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写真では判り難いが、頂上から国道側の展望でチラホラ走る車も見えた。
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山頂に着いたばかりのチーヤン
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今シーズン2度目、トータル3度目の登頂 「人漁山」にて
★ モナカ雪もほどほど楽し・・・
深雪のパウダー、大斜面のオープンバーンを滑降するほど楽しいものはないが近場の低山で求める
のは難しい。林間だったり狭い作業道跡のトレースを辿って下るのが低山スキー。それでも登り返
しが無ければ御の字で滑り降りる速さはスノーシューの比でない。
このルートもほぼ登り返しは無く、雪質さえ良ければ最後まで自動運転で降りられるが、表面が少
し硬いモナカ状の雪質で下は硬く狭い範囲で降りなくてはならなかった。スキーが上手くない二人
だからハの字になりながら慎重に降りる場面も多々あるが、やっぱり楽しいのはスキーである。
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スキーはもの凄く滑り、速度が増すと停める事に苦労する・・・
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勢い余って乗り上げる場面は珍しくない・・・
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★ 冬季限定の里山に・・・
往復でも3時間前後で登頂と下山スキーが楽しめる山があれば、ちょっと時間がある時さっと行け
るのが嬉しい。登山口まで約30分だし、ハンターにだけ気を付けて登れば私たちの冬季限定の里
山として定着しそうである。
復活山行は、成功裡に終えたと弾みになれば幸いである・・・。
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林道に出てもほぼ下り、自動運転で楽ちん下山である・・・
夕張山系 人 漁 山 (にんりょうやま)(487m)
■ 山 行 日 2021年2月21日(日) 日帰り 曇り~小雪
■ ル ー ト 十三里林道~南東尾根と南尾根ルート 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №8
■ 登 山 形 態 山スキー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「十三里」「紅葉山」
■ 三角点・点名 四等三角点 点名「人漁山 ニンリョウヤマ」
■ コースタイム 登り 1時間33分 下り 0時間55分
<登り>
09:50 登山口(十三里林道出合)
10:20 林道分岐(C240付近)
11:23 人漁山(487m)頂上
<下り>
11:35 下山開始
11:45~55 直下の作業道(C410付近)休憩&シール外す
12:20 林道分岐(C240付近)
12:30 登山口P
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(20.12.26 のログとほぼ同じルートです) GPSログを元に地形図に移行したものです・・・地形図は140%図
★ 痛風からの復活山行・・・
2/11頃、突然発症した「痛風」左足親指の付け根が少し赤く腫れて触ると激痛が走る。
最初はどうしてこんなことが起きるのか原因も分からなかったが、妻に話をすると「それって痛風
じゃない?」と言われ、ショックを受けながらもすぐにネットで調べて見た。(いい時代です・・)
初期症状がぴったりだが、20代~30代の男性に多いとあり60過ぎのオヤジも罹るのか?と疑
問視しながらも、様子をみることに・・。
翌日、札幌に出向く用事があり元職場の後輩と飲む機会があった。一軒、二軒とハシゴして別れ、
帰宅したが、寝るまでの間に見る見る痛みが増して歩けないほどになってしまった。就寝の時は痛
み止めの薬を服用し何とか寝る事は出来たが、翌日早々に病院へ駆け込んだ次第だ。
血液検査で尿酸値を測定し、のちに「痛風」と診断された。尿酸値を下げる薬と痛み止めの薬を処
方され今は痛みも無く腫れもかなり引いた感じだ。アルコールはまた飲み始めているので、尿酸値
はどうなっているか?でも山は、復活して見ようと選択した人漁山である。
前回、昨年の12月にスノーシューで登った時、「もっと雪があればスキーでも楽しめそうだね」
と夫婦の会話。もうだいぶ増えただろうとスキーで試す事にした・・。
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昨年12月と同じ登山口を選ぶ。今のところこの山に登る最短ルートかも?と確信している。
★ ルートの9割は作業道跡・・・
最初に利用する林道は「十三里林道」と言って大型車も通行出来る立派な林道だ。登山口ゲート横
から高速道路の下にある隧道を抜けると十三里林道出合となる。林道の標高250m付近から分岐
する作業道跡に方向を変え北西に進路を取る。少し登ると左側に土場跡と見られる広場があり、道
は更に奥へ繋がっている。途中不明瞭な道にも出合うが、地形をよく見るとすぐ近くに別の作業道
跡が発見出来、それらを繋げる形で高度を上げて行く。前回は、頂上尾根と言える標高点446付
近から尾根上を辿って頂上まで登ったが、下り場面で尾根下から作業道が並行してある事を知り、
今回は登りから使う事にした。トータル的に見てルートの9割は作業道跡で、登りも楽であるし、
下りのスキーも楽しめるルートとなり正解だった。
今後、冬期の遊び場所として里山的存在になった事は言うまでもない。ただ、この山域は狩猟が許
可された場所なので、冬期の入林は自粛して欲しいとの注意書きがある事を意識しなければならな
いだろう。
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トドマツの人工林の中にある林道を歩く・・・
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標高300~350付近の作業道跡を辿る・・・
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下りのスキーが楽しめそうな幅もあり疎林でもある・・・
★ やっぱりスキーは最強・・・
雪の少なかった前回の12月、スノーシューで2時間半掛ったが雪が多くなった2月スキーだと1
時間半で登ってしまった。ズボズボ埋まる事も無く、歩く場所を選ばないスキーはやっぱり最強だ
とその度に思う。とは言え、苦手な場所は痩せ尾根の急斜度で登りはクリアしても下りはビクビク
しながらズリズリ降りるしかない。
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頂上尾根下の作業道跡に咲き始めたネコヤナギの芽が春を感じさせるなぁ~
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最強の山スキーも痩せた急斜面は苦手・・・慎重に登る
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★ 3度目の登頂・・・
スキーの兼用靴を履く時だけ一瞬親指の付け根をぶつけて痛かったが、履いてしまうと全く痛みも
無く普段と変わらず山行が続けられた。頂上に登るまでは天候にも恵まれ気温も低くなく楽しめな
がら歩く事が出来た。頂上だけは吹きさらす風が強く冷たい。雪も降り始め長居は無用だった。
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写真では判り難いが、頂上から国道側の展望でチラホラ走る車も見えた。
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山頂に着いたばかりのチーヤン
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今シーズン2度目、トータル3度目の登頂 「人漁山」にて
★ モナカ雪もほどほど楽し・・・
深雪のパウダー、大斜面のオープンバーンを滑降するほど楽しいものはないが近場の低山で求める
のは難しい。林間だったり狭い作業道跡のトレースを辿って下るのが低山スキー。それでも登り返
しが無ければ御の字で滑り降りる速さはスノーシューの比でない。
このルートもほぼ登り返しは無く、雪質さえ良ければ最後まで自動運転で降りられるが、表面が少
し硬いモナカ状の雪質で下は硬く狭い範囲で降りなくてはならなかった。スキーが上手くない二人
だからハの字になりながら慎重に降りる場面も多々あるが、やっぱり楽しいのはスキーである。
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スキーはもの凄く滑り、速度が増すと停める事に苦労する・・・
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勢い余って乗り上げる場面は珍しくない・・・
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★ 冬季限定の里山に・・・
往復でも3時間前後で登頂と下山スキーが楽しめる山があれば、ちょっと時間がある時さっと行け
るのが嬉しい。登山口まで約30分だし、ハンターにだけ気を付けて登れば私たちの冬季限定の里
山として定着しそうである。
復活山行は、成功裡に終えたと弾みになれば幸いである・・・。
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林道に出てもほぼ下り、自動運転で楽ちん下山である・・・
復活登山
場所がイメージできませんけど?この辺り雪が多いのでは?
場所によってはまだ笹も出ています。
でも、それなりにスキーも楽しめて、なんとか復活出来た山行でした・・。