「山の色々自習コラム」より・・・
色々な山行報告あるよね?
ネット社会と言える現代、山行記録が知りたい時、PCやスマホで簡単に検索出来る時代だ。
更に今は登山 (地図) アプリと言われる「YAMAP」や「ヤマレコ」も多くの愛好家が利用し
ている事もあり、その軌跡をダウンロードすれば「簡単に登れる・・」と勘違いして登ってし
まう時代でもある。
今回は敢えて「簡単に登れる・・・」云々は棚に上げて、それぞれの山行報告の色々を見比べ
て見ようと思った。私自身もYAMAPとヤマレコに登録し、山行の時はアプリのGPS機能
を活用している。実際とても便利でもはや手放せないと言っても過言では無い。ただそこにす
べてを託している訳でない。地形図とコンパスも里山以外は携行しているし、高度計は腕時計
を参考にしている。山によってはザイルやピッケル、アイゼンと言った装備はもちろん、医薬
品も忘れない。山は安全ではなく何が起こるか分からない世界、守るのは自分自身なのだと常
に心掛けて準備はしているつもりだ。あっ?一応、地形図を読む事も少しは知っているつもり
だ・・。
まぁ~そういう事を前提に登山をして無事下山した後、「山行報告」という形でアプリでもホ
ームページやブログでもアップする方は多いだろう。(もちろんしない方もいます・・)
2020.10 道南カニカン岳の登山口にある広い駐車帯・・・
(2) どんな報告を期待しますか?・・・
では皆さんが山行報告を検索した時、その報告に何を期待して読みますか?
先ず、私自身の報告は今更ながら基本5W1Hの、「when:いつ」「where:どこで」「who:
だれが」「what:何を」「why:なぜ」「How:どのように」いわゆる「六何の原則」で伝えた
い内容をこの要素に沿って整理・報告する事に努めている。
少し変則だが、最初に7つ小見出しを作って情報が一目で分かるように報告。
① いつ ② どのルート ③ だれと ④ 登山形態 ⑤ 地形図 (1/25000図) ⑥ 三角
点・点名の表示 ⑦ コースタイムの情報を提示し、その後に紀行文も載せるが感情面が入る
のがエバ流でもある。出来るだけ時系列に沿った文面で読んだ方が頭に映像が浮かんで来れば
成功なのだ。もし、自分が登るとしたら「ここが知りたい」「どこが難しい?」という情報も
出来れば書くようにしている。登山口までのアプローチ、駐車場の有無、広さ、状況の情報か
ら始まり、最後は温泉とか食堂の有無や料金なんかも分かれば参考になるはずだ。
また、山容や歴史、山名の語源、山座同定、高山植物等々・・載せれば載せる程文は長くなり
時間が掛る編集になるのが玉に瑕である。
それでも訪問してくれる読者側に沿って紀行文が少しでも参考になれば、多少くどい文面でも
許容範囲と自己診断するしかない。
なので、自分が未踏峰の記録を検索する時はこうした内容で記載された報告がベストだし、ア
プローチ、ルート、コースタイムなどが一番知りたい情報かも知れない。
自己満足的報告は読まない・・・
写真だけで文章無しや写真の説明も無いものは論外報告である。
中には地図も無し登った山名も無しのタイトルは開く気にもなれない。でも敢えてそうする方
も居る。例えば、コースタイムを敢えて載せない方には、マニアックで登山道の無い藪山や沢
登りなど現場の状況や登る人のレベルによって大きくタイムが変わるような山行では、かえっ
て載せる事にリスクがあり、鵜呑みにして行くと重大な失敗に繋がる事もあるからだ。
また、軌跡を敢えて載せない方も居る。
しかし、興味を持って報告文を読んで行くとどんどんその情景が知りたくなって自分で地形図
を用意しながら再びその報告を読んでしまう場合もある。そうする事によってその人がどこに
車を停めてどう進んで行ったのか分かる場合もあるのだ。「簡単にはダウンロードさせないぞ」
という意図もあるかも知れないが、これも山行報告の一つだと思っている。
文にやたら絵文字の多い報告・・。
「楽しかった」「驚いた!」「痛かった」「辛かった」などの表現を強調したいと思う絵文字
だと思うが、ジジィには馴染めない文面だ。でも、的を得た内容だったり写真が綺麗だったり
する場合は最後まで読んでしまうかも知れない。
グループか単独かでも変わって来る・・。
グループの場合でもその山行を立案しリードした方が報告する場合と同行した方が報告する場
合では、自ずと文面も変わって来る。単独の場合でも顔写真を載せる人もいれば一切載せない
報告もある。キャラクターを設けて事ある毎にキャラクターをモデルにする方も居れば、タイ
ムを重視してこの山に何分で登った降りたと自慢する方も居る。私のように目標まであと何座
と自己主張・啓発するのもありである。
ほんと様々ですね・・・
単に山行報告と言っても色々あるんだなぁ~って、改めて思うところだが、皆さんはどう思っ
ただろうか?
色々な山行報告あるよね?
ネット社会と言える現代、山行記録が知りたい時、PCやスマホで簡単に検索出来る時代だ。
更に今は登山 (地図) アプリと言われる「YAMAP」や「ヤマレコ」も多くの愛好家が利用し
ている事もあり、その軌跡をダウンロードすれば「簡単に登れる・・」と勘違いして登ってし
まう時代でもある。
今回は敢えて「簡単に登れる・・・」云々は棚に上げて、それぞれの山行報告の色々を見比べ
て見ようと思った。私自身もYAMAPとヤマレコに登録し、山行の時はアプリのGPS機能
を活用している。実際とても便利でもはや手放せないと言っても過言では無い。ただそこにす
べてを託している訳でない。地形図とコンパスも里山以外は携行しているし、高度計は腕時計
を参考にしている。山によってはザイルやピッケル、アイゼンと言った装備はもちろん、医薬
品も忘れない。山は安全ではなく何が起こるか分からない世界、守るのは自分自身なのだと常
に心掛けて準備はしているつもりだ。あっ?一応、地形図を読む事も少しは知っているつもり
だ・・。
まぁ~そういう事を前提に登山をして無事下山した後、「山行報告」という形でアプリでもホ
ームページやブログでもアップする方は多いだろう。(もちろんしない方もいます・・)
2020.10 道南カニカン岳の登山口にある広い駐車帯・・・
(2) どんな報告を期待しますか?・・・
では皆さんが山行報告を検索した時、その報告に何を期待して読みますか?
先ず、私自身の報告は今更ながら基本5W1Hの、「when:いつ」「where:どこで」「who:
だれが」「what:何を」「why:なぜ」「How:どのように」いわゆる「六何の原則」で伝えた
い内容をこの要素に沿って整理・報告する事に努めている。
少し変則だが、最初に7つ小見出しを作って情報が一目で分かるように報告。
① いつ ② どのルート ③ だれと ④ 登山形態 ⑤ 地形図 (1/25000図) ⑥ 三角
点・点名の表示 ⑦ コースタイムの情報を提示し、その後に紀行文も載せるが感情面が入る
のがエバ流でもある。出来るだけ時系列に沿った文面で読んだ方が頭に映像が浮かんで来れば
成功なのだ。もし、自分が登るとしたら「ここが知りたい」「どこが難しい?」という情報も
出来れば書くようにしている。登山口までのアプローチ、駐車場の有無、広さ、状況の情報か
ら始まり、最後は温泉とか食堂の有無や料金なんかも分かれば参考になるはずだ。
また、山容や歴史、山名の語源、山座同定、高山植物等々・・載せれば載せる程文は長くなり
時間が掛る編集になるのが玉に瑕である。
それでも訪問してくれる読者側に沿って紀行文が少しでも参考になれば、多少くどい文面でも
許容範囲と自己診断するしかない。
なので、自分が未踏峰の記録を検索する時はこうした内容で記載された報告がベストだし、ア
プローチ、ルート、コースタイムなどが一番知りたい情報かも知れない。
自己満足的報告は読まない・・・
写真だけで文章無しや写真の説明も無いものは論外報告である。
中には地図も無し登った山名も無しのタイトルは開く気にもなれない。でも敢えてそうする方
も居る。例えば、コースタイムを敢えて載せない方には、マニアックで登山道の無い藪山や沢
登りなど現場の状況や登る人のレベルによって大きくタイムが変わるような山行では、かえっ
て載せる事にリスクがあり、鵜呑みにして行くと重大な失敗に繋がる事もあるからだ。
また、軌跡を敢えて載せない方も居る。
しかし、興味を持って報告文を読んで行くとどんどんその情景が知りたくなって自分で地形図
を用意しながら再びその報告を読んでしまう場合もある。そうする事によってその人がどこに
車を停めてどう進んで行ったのか分かる場合もあるのだ。「簡単にはダウンロードさせないぞ」
という意図もあるかも知れないが、これも山行報告の一つだと思っている。
文にやたら絵文字の多い報告・・。
「楽しかった」「驚いた!」「痛かった」「辛かった」などの表現を強調したいと思う絵文字
だと思うが、ジジィには馴染めない文面だ。でも、的を得た内容だったり写真が綺麗だったり
する場合は最後まで読んでしまうかも知れない。
グループか単独かでも変わって来る・・。
グループの場合でもその山行を立案しリードした方が報告する場合と同行した方が報告する場
合では、自ずと文面も変わって来る。単独の場合でも顔写真を載せる人もいれば一切載せない
報告もある。キャラクターを設けて事ある毎にキャラクターをモデルにする方も居れば、タイ
ムを重視してこの山に何分で登った降りたと自慢する方も居る。私のように目標まであと何座
と自己主張・啓発するのもありである。
ほんと様々ですね・・・
単に山行報告と言っても色々あるんだなぁ~って、改めて思うところだが、皆さんはどう思っ
ただろうか?
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