まもなく高齢者の仲間入りかぁ~
退職して来月で1年半となる。そして、64歳から65歳へ突入だ・・。
ひとつの区切りに拘っている訳では無いが、一般的に65歳から高齢者と呼び75歳からは
後期高齢者と呼ばれる。その事自体はどうでもいい事なのだが、若い3~40代の頃と今の
65歳をどうしても比べて見たりするものだ。あの頃は子供も小さく、親も元気だった。経
済力は元々無かったが、体力だけは自信があって登山にハマって行った頃でもある。
振り返るとホント沢山の山に登って来たなぁ~と時の流れを実感するし、嬉しい事も辛い事
も楽しい事も嫌な事も病気やケガをした事も娘の結婚や孫たちが誕生した事もそして祖母と
父との別れがあった事も全部生きて来た人生のいちページなんだなぁ~と思いを馳せる。
今思うところは、現役サラリーマン時代とはまったく違う自分が居ると言う事だ。定年退職
と同時に「年金生活」となるも「開放感ある自由さ」を実感し、世間体も人間関係に於いて
もこの1年半で大きく整理が出来たような気がする。
そうそう昨年の年賀状で「断捨離のごあいさつ」をしたのがその始まりかも知れない。
当初は100枚以上出していた年賀状も少しずつ減らしていって昨年は50枚ほどだった。
拙なる年賀ではあったが、「毎年楽しみ」と言ってくれる知人もいたが、ほとんど会う事も
無く何十年も年賀付合いで終わっていた方が多かった。「今年は必ず遊びに行くよ!」って
何度言った事か・・、でも本当に行った知人友人はほとんど無かった。相手の方から訪ねて
来る事も無かったなぁ~・・。
断捨離は、縁を切る事ではない。だから知人友人はそのままの縁でいたいけど、自分から動
いて再会を求めるほど積極的にはなれないものである。きっと相手の方もそうだと思うよ。
それでも趣味で繋がっている友人って意外と続く気がしている。
もちろん何年も会っていない方や一度も山に同行した事が無い方も居るが、趣味が登山でH
YMLの仲間なら尚更気がね無く、自分の中では続く理由なのかも知れない。
HYML (北海道の山メーリングリスト) も結成から早23年目となり、私も入会して13年
目になるも創立された面々もそれぞけ歳を重ねすでに高齢者のお仲間ばかりである。そして
昨年2月に急死された函館の坂口一弘さんもそのメンバーのお一人であり、私の山人生を変
えた運命の方でもあったので、早い旅立ちは寂しかった。山人生を変えた出会いは、ルック
岳というHYMLの懇親会も大きかった。酒好きの私だからススキノ街を何件もハシゴして
飲み歩きとことん懇親を深めた仲間も多い。
ここ2年間はコロナ感染の影響もあって開催する事も無いまま退職の時を迎えてしまった。
しかし、昨年の12月に親しい仲間と幹事役を買って出てルック岳を再開する暴挙に出て、
懐かしい面々との再会を楽しむ事が出来た。
老いる事より学ぶ楽しさ・・・
山に登ってみると、はやり老いる自分を実感するところはある。
しかし、大きな病気も無く足腰もまだ動くので、登れる幸せと感謝は忘れない。ここで心ま
で老いてしまえば、同時に身体も衰えてしまうだろうが、気持ちに焦りは無くマイペースで
なるようになるさで毎日を過ごす自遊さが良い。
そして、現役時代では出来なかったろう、知る事が無かった別の世界を自遊人になって知る
事は、そのことにハマる自由さも楽しいものである。
人間は誰でも歳を取って行くし、いつか必ず死ぬ。
今日が元気でも明日の命は誰にも分からない。好きな事に打ち込める幸福感とゆっくり学ぶ
時間も楽しいものである。
あるブロガーの言葉をお借りすると「来た道を振り返り人生の謎解きができるのも加齢が生
む楽しみのひとつである。時々過去を見る自分の目に変化が生まれることがある。齢をとる
につれ今までこうだと思っていたものが少し違ってみえたり、これまでものすごく嫌だった
ものが別にどうでもいいと思ったり、逆に以前は素晴らしいと思ってたのが色褪せて見えた
りと思うことがある。」
私の心境を代弁したように重なっていたので、そのまま使わせて頂いた。
まもなく高齢者の仲間入りと言ったが、それは決して悪いものではない・・・。
私はそう思う。
退職して来月で1年半となる。そして、64歳から65歳へ突入だ・・。
ひとつの区切りに拘っている訳では無いが、一般的に65歳から高齢者と呼び75歳からは
後期高齢者と呼ばれる。その事自体はどうでもいい事なのだが、若い3~40代の頃と今の
65歳をどうしても比べて見たりするものだ。あの頃は子供も小さく、親も元気だった。経
済力は元々無かったが、体力だけは自信があって登山にハマって行った頃でもある。
振り返るとホント沢山の山に登って来たなぁ~と時の流れを実感するし、嬉しい事も辛い事
も楽しい事も嫌な事も病気やケガをした事も娘の結婚や孫たちが誕生した事もそして祖母と
父との別れがあった事も全部生きて来た人生のいちページなんだなぁ~と思いを馳せる。
今思うところは、現役サラリーマン時代とはまったく違う自分が居ると言う事だ。定年退職
と同時に「年金生活」となるも「開放感ある自由さ」を実感し、世間体も人間関係に於いて
もこの1年半で大きく整理が出来たような気がする。
そうそう昨年の年賀状で「断捨離のごあいさつ」をしたのがその始まりかも知れない。
当初は100枚以上出していた年賀状も少しずつ減らしていって昨年は50枚ほどだった。
拙なる年賀ではあったが、「毎年楽しみ」と言ってくれる知人もいたが、ほとんど会う事も
無く何十年も年賀付合いで終わっていた方が多かった。「今年は必ず遊びに行くよ!」って
何度言った事か・・、でも本当に行った知人友人はほとんど無かった。相手の方から訪ねて
来る事も無かったなぁ~・・。
断捨離は、縁を切る事ではない。だから知人友人はそのままの縁でいたいけど、自分から動
いて再会を求めるほど積極的にはなれないものである。きっと相手の方もそうだと思うよ。
それでも趣味で繋がっている友人って意外と続く気がしている。
もちろん何年も会っていない方や一度も山に同行した事が無い方も居るが、趣味が登山でH
YMLの仲間なら尚更気がね無く、自分の中では続く理由なのかも知れない。
HYML (北海道の山メーリングリスト) も結成から早23年目となり、私も入会して13年
目になるも創立された面々もそれぞけ歳を重ねすでに高齢者のお仲間ばかりである。そして
昨年2月に急死された函館の坂口一弘さんもそのメンバーのお一人であり、私の山人生を変
えた運命の方でもあったので、早い旅立ちは寂しかった。山人生を変えた出会いは、ルック
岳というHYMLの懇親会も大きかった。酒好きの私だからススキノ街を何件もハシゴして
飲み歩きとことん懇親を深めた仲間も多い。
ここ2年間はコロナ感染の影響もあって開催する事も無いまま退職の時を迎えてしまった。
しかし、昨年の12月に親しい仲間と幹事役を買って出てルック岳を再開する暴挙に出て、
懐かしい面々との再会を楽しむ事が出来た。
老いる事より学ぶ楽しさ・・・
山に登ってみると、はやり老いる自分を実感するところはある。
しかし、大きな病気も無く足腰もまだ動くので、登れる幸せと感謝は忘れない。ここで心ま
で老いてしまえば、同時に身体も衰えてしまうだろうが、気持ちに焦りは無くマイペースで
なるようになるさで毎日を過ごす自遊さが良い。
そして、現役時代では出来なかったろう、知る事が無かった別の世界を自遊人になって知る
事は、そのことにハマる自由さも楽しいものである。
人間は誰でも歳を取って行くし、いつか必ず死ぬ。
今日が元気でも明日の命は誰にも分からない。好きな事に打ち込める幸福感とゆっくり学ぶ
時間も楽しいものである。
あるブロガーの言葉をお借りすると「来た道を振り返り人生の謎解きができるのも加齢が生
む楽しみのひとつである。時々過去を見る自分の目に変化が生まれることがある。齢をとる
につれ今までこうだと思っていたものが少し違ってみえたり、これまでものすごく嫌だった
ものが別にどうでもいいと思ったり、逆に以前は素晴らしいと思ってたのが色褪せて見えた
りと思うことがある。」
私の心境を代弁したように重なっていたので、そのまま使わせて頂いた。
まもなく高齢者の仲間入りと言ったが、それは決して悪いものではない・・・。
私はそう思う。
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