今年も開催される高槻市立公民館の「ミニ門松作り」講座に向けて、里山グループでは11月初めから準備を進めてきました。
放置すると荒れてしまう竹林の整備を行ない、伐り出した竹を有効利用し、市民の皆さんに自然環境保全に理解していただくための活動です。
活動日ごとに、流れを追ってご紹介します。
11月3日(日)
孟宗竹の伐り出しを行ないました。
門松の鉢になる部分の大きな竹です。
12月になったら、松を中心に、歳神様にお供えする飾りをこの中で作ります。
ちょうどよい太さの竹を選んで、何本も力を合わせて伐りました。
11月22日(金)
伐り出した孟宗竹を約150セット分、節から上に ちょうどよい高さに切りそろえました。
12月1日(日)
1セットあたり3本、中に立てる真竹のそぎ切りを行ないました。
大量の竹を長さをそろえて、見栄えよく斜めに切らなければなりません。
あちこちの場所を使って、協力しあって切ります。
ベテランは一人で次々と切り進めます。さすがです。
12月8日(日)
切った竹を洗い、磨きながら、孟宗竹と真竹のサイズを合わせてセットしました。
こちらでは公民館講座用と里山グループメンバーの購入分など、用途別に仕分けて袋詰めをしています。
12月13日(金) 松迎(まつむかえ)の日
毎年この日は、歳神様にお供えするための松を、山から採ってくる日です。
門松は、松をメインに飾るのです。
里山グループでも この日の朝に松を調達し、形のバランスが良いように2本セットして袋詰めしました。
南天の実も、必要数袋詰めしました。
いよいよ20日以降にグループ内での予行演習、そして21日から公民館講座が3回開催されます。
市民のみなさんが、笑顔でよいお年を迎えられますように!