(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

人はそれを「ムド」と呼ぶ

2024年05月11日 | ぎゃらりぃ「チラ裏」
無動力で機関車を回送するから「ムド」(または◯にム)。重連とは違う。

EH200-9が本務を務める8764レ。HD300の“ムド“付き
(西国分寺にて:03.’24)

 機関車が機関車繋げてるだけで「(# `Д) < 重連!重連!」って騒ぐのはシロートか園児。金失はちゃんと挙がるのが挙がってるかを見て、鳴るべき音が鳴ってるかを聞いてから、あるべきものがあるべき所にあるのを確かめて「あぁ、ムドだ」と判断する。まぁ、珍しいっちゃ珍しいから、関東圏でもちょっとしたオカズになるよね。8764レとかは入れ換え機HD300だけじゃなくEH200とかも繋がってることがあるし。
 高崎区にロクゴが配置されていた一頃、5760レって武蔵野線廻りの空車(オイルタンカー)輸送列車があって、余命幾ばくもないロクゴが本務機(その機も高崎区のロクゴ)の次位に連結されているのを見つけると

◯◯、廃車だ!

って騒ぐのが多かった。それでマジか!って大宮駅行って確かめると、『高機』って区名札が入ってる横に朱色の紙が刺さっている。しかし廃車なら付き物の「命により···」って定型文がない。「ばか、廃車じゃねぇ。ムドぢゃん、いつもの。」良かった、安心した。帰ろ帰ろ。散開!良かったな、また明日も動いてるよ、キミの大好きな◯◯。
 因みにこの5760レのムドは定期運用で、終点川崎貨物に着いてから息を吹き返して仕業に就くというヤヤコシイやつだった。


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