泉崎の4086ﾚ･･･RUNTEC初登場

　前の年の10月に行われた運用改編とそれに伴うダイヤの小改正で､2004年の３月改正の粗方は出来ているような状態だったが､コンテナ運用で感動する出来事があった｡それまで夏場の4089ﾚでやっとこファインダーに収めることが出来たのが､この改正から日中に宮城野を発つ郡山タ以南の4086ﾚでも見られるようになったのだ｡
　４月７日､何の気なしに暇だからという理由で泉崎に降り立ち､馴染みの駅前タクシーのお世話で｢定点｣に機材を広げた｡時間でいうと着いたのが14時前､撮るのは上り貨物３本｡頑張ればもっと撮れたかも知れないが､｢明け｣で眠い目擦りながら｢なすの｣利用で来たし､"残務処理"も兼ねていたので､撮るもの撮ったら帰るつもりだった｡
　14時の｢時報｣5176ﾚは､去年10月の小改正で発時間が３時間繰り上がったもの｡この日はED75 116牽引でOTﾀｷで空車30車の編成､いいのが撮れたけれどこの２本後の4086ﾚがどうなるやら､重連なのはいいが白｢腹巻き｣先頭では嬉しさ半分になる｡そのことが心配だった｡
　まぁ１時間半近くもあとのことだし､余計なことは考えないでおこうと思い､土手に寝っ転がって昼寝して時間を潰す｡
　１時間近く寝た後の1450時に郡山工場出場の415系電車４両､そして定点から東よりに移動して1519時通過のEH500-11が牽く3088ﾚを撮る｡だがナナゴ重連の4086ﾚは下手な遊びができないので､また定点に戻って撮影する｡
　慌ただしくアングルとピントを合わせた後の1525時､所定時間に現れたのは1034＋111の赤紅重連｡さらにその３両後にまさかの出逢いが｡

RUNTECのUF42Aだ

　こんな時間に載るようになったとは！もう夢中になってドラを回して１本抜いて終了｡予約して来てもらった(行きの時と同じ)タクシーの運転手さんに､｢終わりました！｣と挨拶してまたお世話になって泉崎の駅に戻った｡
　翌週の13日にも4086ﾚを撮る機会があってまた泉崎｢定点｣で撮る訳だが､この時の牽引機は1029＋1004で､RUNTECの積載位置は機次位から｢定位置｣となる５両目に移動していた｡因みにハコはUF46Aだった｡
　以後も1028前機で３回撮る等､4086ﾚは結構な回数を｢定点｣で撮ることになるが､３両目に載ってるのを撮ったのはこの１回だけだった｡