(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

田毎の空

2015年07月05日 | ★★★┃ ロ┃ED75総合 |★★★
 まぁ今日が7月5日ってことで、何を語ろうか今日まで考えてた訳ですが、大体ED75って言うと鬼のように撮ってきたものですから、ヒトコマひとこま毎にまだ語り足りない、もっと語りたい、って思うのがあって。
 それであんまりしょっちゅう語るのも詰まらなくなるから、あんまりこの話は控えよう、で、纏まったらその時に話そうと考えてきました。
とどのつまり早い話が、気に入った写真はなんぼでも可愛いけどあんまり仰山しゃべると飽きられるので適当に、というやつです。
 "クッパ大王"の前機による4086レの件は、1回語ってもまだ足りない、そういう1コマのひとつ。
牽引機98+1015、コキ104、106の現車20両で、ランテはUF46A、関西化成品輸送のタンクコンテナが2個(当時でも2個は珍しかった)、そして編成一杯の18系・19系5㌧コンテナ。
 まつのじで2078レ撮ってから、

1発目。

新幹線で追っかけての2発目は、もうなんぼでも語りたくなる美しい作品に。いい天気の下、牽くものが牽いて、載るものが載って走った、文句のつけようがない瞬間。

本番の2発目。

 でも、なんかまだ語ることがあるだろ?とこの作品はしゃべってきます。なんか他に語ることあったっけと、作品見つめていたら、あぁ!これか!と気づきました。
 コンテナの天井1つ1つに青い空が映ってるんです。前の日まで雨だったか天気が悪い日でコンテナの天井が濡れたままになってて、それが青空を映してる。まるで田毎の月ならぬ、『田毎の空』。
 これはずっと見ていて今まで気づかなかったことでした。なんかもの淋しさを感じる"もののあはれ"がある作品になったとは感じてたけど、撮った日が11月9日だからとやり過ごしてただけに、なるほどコレか!と解ったときは目から鱗、でした。
 鬼みたいに沢山撮ってきたとはいえ、殆どが見回りの記録みたいなものなので、他の写真も撮らないで勿体ないことをしてきたとは思います。でも、時に『願ったり叶ったり』、ついでにおまけもつけてやろ、みたいなのが撮れることがあります。狙って撮りには行けなくても願って撮りに行けば叶うこともある訳で、この作品はそれを今も教えてくれてます。

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