(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

夏から秋の頃

2012年07月25日 | ★★★┃ ロ┃ED75総合 |★★★
 仙台平野の夏は蒸し暑い。
 山形の実家の母ですら同意するくらいだから、間違いない。
 何せ海が近いから、湿った東風が陸上で冷やされて靄を生み、それが蒸し暑さに繋がる訳だが、逆に冷夏の年になると、これが肌寒さを催す原因になる。
 2008年はどっちかと言えば余り天気のいい夏ではなかった。梅雨は明けたけれど、その後が悪天候の日が多かったからだ。逆に、政府米輸送が始まってからの9月が天気がよくて、天気のいい朝に東風が吹くと必ず霧か靄がかかっていた。
 松山町は鳴瀬川の傍にあるので、晴れた朝になると川から立ち上がってくる靄で周りが真っ白になるのは避けられない。そんな時に目当ての93レを撮りにいって、周りの靄が晴れぬまま朝7時を迎えた時は泣く泣く、流し撮影で応戦することもあった。
 が、ちょっとでも靄が晴れそうな兆しがあれば上手くはいかないかも知れないが、展開次第でこんなのが撮れたりした。



 1028や1034牽引でも撮れなかった靄バック。(かぶり付きなら、ある)そこから抜け出てきた93レを撮った時は、上手いこと晴れてくれてラッキーだった、と思った。
 死ぬほど撮ってきたろ?とも言われた位この年は10月一杯まで結構「まつのじ」に通ったが、こういう綺麗な白いバックで撮ることは滅多になかったから、この日の撮影はコレでお腹一杯になったのでさっさと帰って現像に出そうと思った程だった。


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