(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

40年前は瓶詰めでした

2023年04月13日 | 日々雑感
 中2の時の修学旅行は、当時当たり前だった東京、日光方面。行きは「やまばと」→はとバスのリレー、帰りは宇都宮→福島駅間で東北新幹線に初乗車と、ごくフツーなものだった。
 その東京滞在中の宿が百人町にあった某何とか会館。「戸締まり用心♪」のあのお方の団体が運営する施設って聞いただけで「泊まっていいのかよ・・・」と思ったのはここだけの話。
 宿に入った俺らの中で「ドクターペッパー」飲みに行こうぜ、って話が湧いた。田舎で売られてない未知の飲み物を飲んでこいと、先輩がミッションを授けた某運動部もあった様だが、その人気や泊まった初日にフロアの自販機からドクペが消える程。流行りに乗り遅れた俺は飲めた人間の話を聞くしかなかった。
 二日目の夜、自由時間でかくれんぼすっべってことになって館内で遊び回ったが、「○○会館」ってだけあって当時は全館が宿泊に使われてた訳ではなく、寧ろ非常灯だけ灯った真っ暗なフロアが多かった。
 そんなあるフロアの端の階段脇に、ひっそりと販売中の自販機があって、そこに件の飲み物があった。お金を投じて買って飲んだが、恐らく味覚細胞が未熟だったので

『・・・』

 就職で上京してからは某会社の自販機で売られてるのを日常的に目にするようになったが、コンビニの広がりと時期を同じくして伝説の飲み物は全国展開的広がりを見せ、田舎山形はおろか、2009年夏に京都に行った時には「MAXCOFFEE」と一緒に売られていた。
 アレから40年。本当に売れてるんだろうか知らないが、あんなアレな味でも好きな人には愛されているらしい。一口つけた後買って後悔して、飲まずに流すくらいアレなんだが。

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