長い人生、様々な問題が降りかかってきて、また自分自身の不器用さも手伝って人生どん底巡りの毎日ですが、こんな時に勇気づけられるのが勝海舟の生き方です。貧乏旗本の家に生まれ仕事も回ってこないので剣術や蘭学で食べていくーそれの独学で学んで何とかするー普通に食べることも出来ず着るものも粗末ー冬の寒い日には家の柱を抜いて火にする始末。これを見たら誰でも貧乏なんて言ってられないでしょう。でもその勝海舟が幕末から明治にかけて日本を動かすーといってもみんなが嫌がる仕事ーつまりはどう考えても不利な状態から相手と交渉してなんとかするー幕末には徳川幕府の軍艦奉行にもなりますが、崩壊寸前の幕府に薩長との不利な交渉をまとめて身内の幕府から裏切られ左遷され本当にどん底の状態でーしかし庶民のため日本のために、人に何を言われようが動いていくーこれが勝海舟ですね。こんな勝海舟を思い起こすと、まあ今の世の中に起こっている問題はほとんどが大したことはないとなってしまいます。苦しい時こそ勝海舟です。
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