お医者さんからがん告知されて家族に言うことも出来ず心のうちにたまっているものを吐き出すことも出来ないでいる患者さんは多いと思います。仕事場でも言えば辞めさせられるとストレスが溜まる一方です。では知らない人のところへ行ってすぐ話が出来るかと言えばそう簡単ではありません。なかなか難しいのが現状です。でも少しでもほかの患者さんの話を聞いて、心の内でその言葉に共感してはじめは言えなかったけれど徐々に少しずつ話すことによって溜まっていたものが解消していく居場所がメディカルカフェでしょう。今日もお茶の水のメディカルカフェにファシリテーターとして参加しました。もう何回も来ている患者さんとまだ回数が少ない患者さんとで対話を聞いていて自分も心地よい気持ちにさせてくれます。全国に140ものメディカルカフェがありますが、悩んでおられる患者さんはまだまだいっぱいいてもっと多くのメディカルカフェが必要でしょう。これからも活動を続けていきます。
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