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強いと見えても人間は弱いものー幕末・明治維新であろうと今であろうと同じ

2018-07-23 20:01:02 | 日記
今日もまた大変暑い一日でした。考えるのもおっくうになるくらい頭が動きません。少し涼んで歴史の本でも読むのが私の避暑です。
最近は徳川慶喜の本を読み漁っています。この人こそ謎めいた人生を送っている人はいませんね。水戸徳川家に生まれ水戸弘道館で英才教育を受け一橋家に養子に行って将軍候補になり英明誉れ高き人として回りからも将軍候補として注目され将軍後見職や禁裏御守衛総督となり天皇からも期待され15代将軍となり時代の趨勢が幕府は終わりと思えば大政奉還して新しい政治体制を考案するけれど鳥羽伏見の戦いで敗れると恭順謹慎して上野寛永寺、水戸、静岡と謹慎を続け、その後はあれだけ国家元首を目指したにも関わらず一切世に出ずに趣味の世界に徹しました。その趣味の深さは大変なものでした。人間強そうに見えても弱いものー徳川慶喜の一生を振り返る時様々なものが見えてきます。それは現代に人間の生き方を考えるうえで最高の教科書かもしれません。
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