グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

原発事故損害賠償請求書式に思う

2011年10月02日 | 日記
東電がようやく準備し被害者に郵送した原発事故の損害賠償請求書式がなんと60ページ、その案内冊子は160ページとかで大変な非難を浴びている。
何分金銭に絡む書類だけに勢い微細なものにならざるを得ないが事務処理に不慣れな読み手の立場にたてばもう少し取っ付きやすい配慮が欲しかった。
被害の中味に応じて関連部分だけを案内するガイドのガイドがあれば随分違うと思うのだがそんな工夫はなかったのだろうか。
それにつけても「上記金額の受領以降は一切追加の請求を申し立てることはありません」の一文はヒドい。
社内最終チェックの段階でひっかかることはなかったのか、今も不思議で仕方がない。
これではとても被害者の心に寄り添っているとは言えないだろう。
いま何をやっても悪者扱いになりがちな東電には同情するのだがその一方で相変わらずのお役所仕事、愚行を犯した後経営トップが謝罪し改善を約束するなどは金輪際なくすべきだ。