希代の企業家逝去を悼む（その２）

先日所用で渋谷に出かけた折近くのアップルストアまで足を伸ばした。
予想していた通り店頭は故スティーブ・ジョブズ氏に手向けられた花束で一杯だった。
今までこんな光景に遭遇したしたことはあったのだろうか、記憶を辿ってみたのだがどうにも思い出せない。
事故や事件の現場で犠牲者を弔うケースはままあったのだが商業施設の前で今は亡き創業者にこれほどまでの花束が寄せられるなど見たことはなかった。
この出来事は米国・アップルストアの情景に触発されたものかもしれない。
今後日本でも同様のケースが増えてくるかもしれない。
いや、ドンドン増えていってもらいたいものだ。
出でよ、消費者を熱狂させる、虜にする商品を世に送り出すカリスマ・プロデューサー。
そして身を削ってでも社会を変革し続けるハングリーでフーリッシュな企業家も。