グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

やらせメール問題に揺れる公益企業

2011年10月20日 | 日記
九州電力のボードがやらせメール問題の対応で揺れている。
たしかこの問題が明るみに出た直後社長は責任をとって辞任する意向を表明していた。
しかし出張から戻った会長と協議した結果だろうか、数ヶ月の減俸と引き換えに会長・社長ともに留任することに変わってしまった。
そして経産省に提出した報告書は例の第三者委員会の報告をネグってしまった。
「第三者委員会とは見解が違うので」「第三者委員会はもう終わったことなので」という釈明にはあきれてしまった。
内部調査のルーペが曇っているから第三者委員会に委ねたハズなのにこれでは全く意味がない。
その後経産相や第三者委員会委員長からその指摘をうけると今度は修正に応じるという。
本当に自らの主張が正しいとするならキチンと根拠をあげ反証すべきではないか。
もしそれができないのであれば今度こそ世間を騒がせ信頼を失った責任をとって身を引くべきだ。
信念も矜持もない公益企業トップには情けない思いしか残らない。