グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

次々と明るみに出る経営ガバナンスの欠如に思う

2011年10月30日 | 日記
先日このブログでオリンパスの混乱ぶりを採り上げたが大王製紙での騒動もやはり経営ガバナンス欠如の例だ。
いくら本体会長(当時)の指示とはいえ高額マネーを所定の手続きも経ず移動させるなどまるで経営の体をなしていない。
まして「口止め」がそのまま通用するとは・・・。
会長の父親(現顧問)が関係子会社の役員を叱り飛ばしたというが今の企業風土を作ったのは在勤中の顧問自身ではなかったか。
また息子に対し至急返済を指示したというが未だにその多くは履行されてはいない。
現経営陣はこの御曹司を刑事告発する構えだがその前に先ず自らの経営ガバナンスの欠如を恥じるべきである、何しろ上場会社なのだから。
大王製紙は何時、どのようにして創業家と完全に訣別できるのだろうか・・・。