グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

内閣改造人事に思う

2016年08月03日 | 日記
内閣改造人事の骨格が少しづつ見えてきた。
財務、外務、厚労、国交、官房長官など重要ポストは留任ということだから先ずは政権の安定と継続性を最優先に考えたようである。
その一方で入閣心待ち議員のために半数程度のポストを準備し一定の配慮を見せた。
そこで一言、新入閣対象者は明らかになるのにポストは調整中という。
もとより大臣は専門的な知見が要求されるだろうし閣僚対象者たる議員だって全知全能ではない。
それがポストが決定される以前に入閣が決まるなどどういうことだろう。
英国などではシャドーキャビネットという野党サイドでも担当大臣を仮想任命し将来の候補者を育成してしていく仕組みがある。
これくらいでないと閣僚任命のその日から全速力で動き始めるなんてことはできないはずだ。
あまり大臣の職責を軽んじるべきではないと思うのだが。
ところで入閣を希求する議員諸氏は就任記者会見でキチンと抱負を自分の言葉で述べられるんだろうね、総理からこんな指示があったとか、官僚が作った作文を読み上げるのではなく自分の言葉で・・・だ。
「入閣適齢期」などという言葉は今や死語と理解した方がいい。