グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

退任閣僚の記者会見に思う

2016年08月07日 | 日記
いささか旧聞になってしまったが先日内閣改造に伴って退任することになった閣僚たちの記者会見があった。
その中でサバサバ2人組と悔し涙2人組が本当に好対照だった。
サバサバ2人組とは石破前地方創成担当相と河野前行革担当相だ。
両者とも口を揃えたように「やるべきことは全てやった」と自画自賛の様子だったが心からそう思っているのだろうか。
端的に言って何をやったのか、よく分からない。
政治的影響力を維持するためにああ言わざるを得なかったというのが実態なのだろう。
悔し涙2人組は馳前文科相と中谷前防衛相だ。
前者は前任の引責辞任に伴い急きょ登板となったがほとんど何もやらないまま交代することになってしまった。
スポーツマンとして東京五輪に関わる機会を逃してしまった悔しさは理解できなくもないが在任10ヶ月間にもっと「余人をもって代えがたき」感をアピールすべきだった。
後者は首相の安保法制改定という「ごり押し」に無理やり付き合わされ国会での苦労が絶えなかった。
不運だったかもしれないがこれも巡り合わせだ。
いずれにせよ自分の運命は自分で切り開いていく以外に道はない。
4人の前閣僚は今後どのような政治人生を送られるのだろうか。