グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

リオ五輪の閉幕に思う

2016年08月22日 | 日記
日本中を興奮の渦に巻き込んだリオ五輪がいよいよ閉幕である。
いつもながら過ぎてみればあっけないものだ。
ところで主催都市リオデジャネイロの損得勘定はどうだったのだろうか。
種目によってはまとまった空席も散見されたから「全席sold out」とはいかなかっただろう。
昨日の男子マラソンの沿道は場所によっては観衆より(警備を担当する)武装警官の方が多かった。
元々五輪開催反対の世論もあったのだがそれにしてもあの光景はいささか異様だった。
あらためて同市の治安状況を感じさせられた向きも多かったのではないか。
ふと2020年の開催を東京と争ったイスタンブールのことを思い起こした。
今やトルコ全体がクーデター騒動で治安自体に不安を残すがそのうえ多くの役人が更迭の憂き目にあった。
収束にはまだまだ時間がかかる。
とてもオリンピック開催どころではないだろう。
さて今度は東京の番だ。
新都知事の采配が試される。
どんな「おもてなし」ができるのか、何個のメダルが獲れるのか、どんな五輪開催効果を享受できるのか、・・・興味は尽きない。