グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

出生率2年連続低下の1.43に思う

2018年06月02日 | 日記
厚労省の発表によれば17年の我が国の出生数は94.6万人に留まり出生率は1.43に低下した。
出生率については数年前の一時期上昇に転じたと記憶しているがまたしても低落方向に向かっているとは本当に残念だ。
そういえばかって待機児童の滞留が社会問題となったことがあったがいつの間にか変に沈静化してしまった。
以前は都道府県別に待機児童数が集計されていたように思うが現在はどうなっているのだろう。
為政者の1人は「就業希望者の増加が新たな入園希望者の増加をもたらしている」として待機児童の解消が進まない理由を説明していた。
たしかにそういう側面はあるだろう。
それでも需要と供給を対比してきちんとフォローしていく必要があると思う。
それに教育費の無償化問題はどうなっているのだろう。
先日は大学の授業料無償化が話題になっていたが高校までの授業料は解決済みなのだろうか。
いずれにせよ人口を維持していくためには出生率2.0が必須だがそこまで行かなくともせめて子供が欲しいと考えている人々の希望を叶えさせるのは政治の責任だろう。
政府は少子化対策に本腰を入れろと言いたい。