日経新聞・テレ東の直近の調査によれば内閣支持率は前月比で約10ポイント上昇し、4か月ぶりに不支持を上回ったとある。
筆者は特段現政権のシンパでもなければ敵対するものでもないがこの調査結果にはいささか首をかしげてしまった。
10ポイントの変化というのは明らかに有意義だがこの間一体何があったのだろう。
第一の支持理由は「国際感覚がある」(37%)なのだが米朝会談の結果拉致問題解決の糸口が見つかったことを評価しているのだろうか。
首相は北朝鮮側と直接交渉する意向を示しているが正直なところまだ何も進んでいないのである。
拉致問題以外に目立った成果や進展があったかというとこれも考えにくい。
第二の支持理由は「安定感がある」(36%)だがこれも偏に野党や自民党内のライバルの足の引っ張り合いによる、いわば消去法から派生したものであって政策実行力で勝ち取ったものではない。
その証拠に止むを得ず国会会期延長に追い込まれたのではないか。
詰まるところこの世論調査結果は国民の単なる願望の表れと言っていいのではないか。
自民党総裁選の日程がほぼ固まったようだが選挙の行方はまだ分からない。
筆者は特段現政権のシンパでもなければ敵対するものでもないがこの調査結果にはいささか首をかしげてしまった。
10ポイントの変化というのは明らかに有意義だがこの間一体何があったのだろう。
第一の支持理由は「国際感覚がある」(37%)なのだが米朝会談の結果拉致問題解決の糸口が見つかったことを評価しているのだろうか。
首相は北朝鮮側と直接交渉する意向を示しているが正直なところまだ何も進んでいないのである。
拉致問題以外に目立った成果や進展があったかというとこれも考えにくい。
第二の支持理由は「安定感がある」(36%)だがこれも偏に野党や自民党内のライバルの足の引っ張り合いによる、いわば消去法から派生したものであって政策実行力で勝ち取ったものではない。
その証拠に止むを得ず国会会期延長に追い込まれたのではないか。
詰まるところこの世論調査結果は国民の単なる願望の表れと言っていいのではないか。
自民党総裁選の日程がほぼ固まったようだが選挙の行方はまだ分からない。